勇気ある挑戦者

ドバイワールドカップ、惜しくも2着。

うーん残念でしたねフォーエバーヤング。競馬会最高の栄誉・BCクラシックを勝利、世界最高賞金レース・サウジカップを連覇して臨んだレース。名実ともに「世界最強馬」として受けて立つ立場での出走はいろいろと難しいところもあったでしょう。ましてやこの中東情勢。というかまず、今年のドバイワールドカップが開催されたこと自体がびっくりでしたが……

レース自体は、5歳となって少し反応の鈍さが出てきたのか? スタートから道中、最後の直線まで終始手応えが怪しい感じがあったのと、最後の直線で勝った馬が外へ外へ斜行してきたのが(降着になる程ではないものの)アンラッキーでした。エバヤンとしては、まさに最後のひと伸びというところでチカラの向きを分散させられた感じというか? とにかく惜しかった。

今年一杯で引退が既定路線のエバヤン。これで北米、中東それぞれの最高峰を制するという夢は潰えたことになります。でもまぁ 十分すぎますよね。獲得賞金は日本円で50億円に迫るそうです。意味がわからん(笑)個人的には、BCクラシックの連覇を目指しても良いとは思いつつ、別にもうこれで最後にしてもらっても良いのではと。だってもう、少なくともダートに関しては競走馬としての評価はカンストしてますし、だからといって今さら芝のレースに出るなんてリスクを冒す必要は1ミリもないわけで。もちろん関係者の皆さんで決めるべきことですが… うん。もう十分。

ちなみにネット上では、今回のレースに参戦するという決断を下した矢作調教師の以下発言に対して批判が殺到しているそうです。

実際に、欧米の馬は的確な情報を得て、安全だということで、これだけの馬が来ているわけですよね。しかも、日本の馬が減ったことでメンバー的にも楽になったっていう点も踏まえて。

そこは抜け目ないですし、僕から言わせてもらえば、『こんなだから、日本はまだまだ勝てねえんだよ』と。その辺りのプロ意識、勝負師意識がまだまだ日本の競馬界は足りない、甘いなというものを感じます。これは強く言いたい。

集英社オンライン / 〈中東緊迫でもドバイWCに参戦〉“世界のヤハギ”が批判覚悟で出走を決断した理由「スタッフは一切、帰る気はなかった。勝ってから帰ります」

さすが勝負師。

「本物」なんですよ。矢作調教師も、矢作厩舎のスタッフも。凡人が常識の範疇で考えることと同じ次元なはずがないんですよ。もちろんフォーエバーヤングは日本の宝。万が一のことでも絶対にあっちゃいけない。そんなことは十分、十二分にわかったうえで決断したことなんですからファンはもう応援するしかないだろと。回避した陣営への批判? そりゃ矢作調教師だって人間ですし、それこそ報道されない裏で何かあったのかもしれません。それは外野にはわからないことです。

それをなんかもうネチネチネチネチ…… まさに日本人の嫌なところを凝縮したような。この国にいる一部の人間は、がんばっているヒトの足を引っ張るのが本当に好きなんですよ。正直、僕もそういう部分が全く無いと言ったら噓になるでしょう。でも少なくとも、そういう人間になりたくないとは思ってます。勇気ある挑戦は肯定的に捉える。意識していきたいですね。

矢作調教師、厩舎スタッフの皆さん、坂井瑠星騎手、そしてフォーエバーヤング。難しい時期の中東遠征、本当にお疲れ様でした。安全に帰って来られるよう、心からお祈りしています。


P.S.

画像はNano Banana Proに作ってもらったフォーエバーヤングのウマ娘です。公式とは全然違いますけどむしろこっちの方が正統派? まぁ 公式は他にたくさんいるので、なんとか差別化しようとして少々突飛な感じになっちゃうのかもですね(笑)

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