魔法の世界

松井玲奈さん作のゆるキャラ(?)「五作」。SKE48時代の15年前くらいからあり、ファンの間で親しまれてきました。そのSKE48を卒業してから10年が経った昨年、まさかの公式ファンクラブでグッズ化。完全受注生産の「もちもちキーホルダー」を心待ちにしていた僕もついにゲットでしました。同じ材質の麻衣グッズ、ベニートくんのキーホルダーと並んでイイ感じです。いやーもうこのデザイン。絶妙な適当さ。癒されますねぇ~

そんなこんなで昨日は松井玲奈さんがヒロインのハーマイオニー・グレンジャー役を務める舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観劇してきました。実は昨年の夏頃から出演してたんですが、ロングラン公演なのでいつでも行ける。いつか行こう、いつか行こうと思っているうちに時が経ち、そうこうしているうちにファンクラブ枠が用意されたので、もういい加減、行こうと。ハリー・ポッター知識ゼロ。観劇経験ゼロ。当たって砕けろです。

……とは言いつつもハリポタに関してはさすがに、本当のゼロではマズイので。前日から当日にかけてYouTubeのまとめ動画(倍速再生)で予習しました。とりあえずこの「呪いの子」と、いつだったかの配信か何かで松井玲奈さんが言っていた「炎のゴブレット」。この2つ。結果的には、これで完全に必要十分でした。おかげで初めての観劇、初見の物語にもかかわらず、内容を理解するのでいっぱいいっぱいとはならず。ヨカタ!

とはいえ、とはいえとはいえ。

疲れる!

こんなに疲れるんですね舞台鑑賞って。そりゃあ休憩入れて約4時間。台詞も非常に早口で、聞き取るためには極めて高い集中力が求められます。たぶん高齢者は無理でしょあれ。絶対無理。そして会場の赤坂ACTシアター。座席間隔が狭いのなんのって。極狭。ずっと正しい姿勢で座ると間違いなく腰がタヒにますし、だらしなく背もたれに寄りかかろうにも前後間隔が狭くて膝が引っ掛かる。なんていうか… どういうヒト向けの会場なんでしょうあそこは?

やっぱ舞台は世の中平均よりも上位のヒト向けの趣味だな、という感じはしましたね。音楽ライブなどに比べてチケットが高額なこともありますが、それ以上に求められる知能レベルというか人間としての「品」みたいなところが。僕レベルだと正直けっこうキツイ。高度な我慢が求められる座席はその物理的な象徴かも。なんて思ったり。実際、普段の現場に比べると「ちゃんとしたヒト」が多かった気がします(笑)

と、ここまで文句ばっかり言ってきたものの、舞台の内容自体はとても楽しめました。音楽ライブにしろプロスポーツにしろ、訓練に訓練を重ねてきた人間だけが醸し出せる美しさ。それをあれだけの間近で見られるっていうのはとてもとても貴重な体験。そしてあのスピード感。場面転換にしろヒトの動きにしろ本当に目まぐるしい。だからこそ台詞も超スピードなのかもしれませんけど(苦笑)なので身体のダメージは正直ながらも、感覚的には4時間という感じはありませんでした。

ハリー・ポッター役の平岡祐太さん。考えてみると、二枚目の男性芸能人を肉眼で見ることって今までの人生でほとんどなかった僕。いやーやっぱいいオトコですね。この「呪いの子」のメインテーマが「親子の愛」や「父親と息子の関係の難しさ」みたいなところ(だと思う)で、ハリーの息子、アルバス・セブルス・ポッター役の原嶋元久さんとの掛け合いは見応えがありました。「言わなきゃ伝わらない」ってのはねー。人類の永遠のテーマみたいなところ、ありますからねー。

歴史の改変をしないため、過去の世界でヴォルデモー(台詞では日本語の「ヴォルデモート」ではなく現地発音に近いであろうこちらで呼んでいた)がハリーの両親をコロすところを見届けるシーンは目頭が熱くなりました。あんなん無理やん。

あとロン・ウィーズリー役のひょっこりはん。あんな感じでしたっけ?(笑)なんかもっとひょろっとしてるイメージだったのでまずその体格からして意外でした。舞台ではコミカルパートの8割ほどを担当していて、ともすれば重くなりそうな内容の中で良い感じのアクセントになってました。一発屋の芸人で終わるかと思いきや… 芸能界って面白いですね(笑)

そしてハーマイオニー役の松井玲奈さん。僕は初見でしたし。はじめから全体を見て楽しもうと思ってましたので。そこまで松井玲奈さんだけに注目することは(注目したくても)できなかったんですけどね。終演後、ファンクラブのタイムラインを見たらものすごく「見られている」感があったとのこと。そりゃ1階席の前方、両サイド、ファンクラブ会員で埋め尽くされてましたからね! みんな見るよ! 男性ファンの年齢層がいよいよヤバイことになってきてますけど!!

しかしまぁ こういう言い方はおこがましいですが、立派になられて。前述した「訓練に訓練を重ねてきた人間だけが醸し出せる美しさ」。松井玲奈さんも美しかった。ビジュアルはもちろん、オーラ的なヤツ。お渡し会やファンクラブイベントでは見られないヤツ。「見られている」ことでだいぶ緊張していたそうですが、僕にはわかりませんでした(笑)

以上、初めての観劇体験レポでしたけども…… やはりエネルギーコストが高い。体力的、精神的にある程度、余裕があるときじゃないとなかなか難しいかな、というのが僕の印象。確かに楽しいのは楽しい。けど行った次の日は休みじゃなきゃ絶対キツイ。いやむしろ2連休ほしい。それくらい。次もまたすぐ行きたいかと言われると…… うん。でも舞台のボリューム自体は一度で楽しみ尽くせるモノを遥かに超越していて、明らかにリピーターを意識している。期待している。

やっぱり「世の中平均よりも上位のヒト向け」かな。チケ代の問題じゃない。

一般の舞台にファンクラブ枠を用意してくださった運営のみなさん、松井玲奈さん。貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!!

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