


祝・F1開幕。
早いもんですねホント、ついこの間、2024年のシーズンが終わったばかりだと思ったら。気が付けば新車が出揃い、プレシーズンテストが終わり、その2週間後には開幕。ちなみにその新車、カラーリングだけでいえば我らが日本の角田祐毅が駆るVCARB(ブイカーブ)改めレーシングブルズが人気投票1位だったそうで。
今となっては逆に斬新な白基調。速いマシンは美しい、その逆もまた―――みたいな太古の昔からのジンクス。日本のファンとしてはこちらを信じたいところですね。毎年「正念場」って言われてる気がしますけど今年こそはガチのマジなヤツ。なんとしても、どこかで、バカデカい結果を残してほしいですね。「速さはあるのに結果に結びつかない」という「いつものパターン」を脱却する。フツーに走ってフツーにフィニッシュする。今年こそは。
なおこの開幕戦、イキナリの大チャンスは早速逃した模様。ドライ路面のガチンコ勝負で予選5位とかアナタ。このクルマで? 相変わらず意味不明な速さ。そして決勝は例によって意味不明なストラテジー。雨が降ったらウェットタイヤを履く。当たり前のことです。そんな当たり前のことがいつになってもできないファエンツァのチーム。イタリア系のチームはことごとく戦略がね? ねぇ 跳ね馬さん??
そんなこんなで開幕から手のひらクルクルで千切れそうなくらい楽しませて(?)いただきましたが今年は角田以外も見どころ満載すぎまして。なにせ20人中、ルーキーが5人。2007年のハミルトン以来、トップチームからデビューするメルセデスの「神童」キミ・アントネッリをはじめ粒揃いと専らのウワサ。意外なところでは角田のチームメイト、アイザック・ハジャーも相当やれる。ただ開幕戦の決勝、雨中のフォーメーションラップで痛恨のクラッシュ、リタイア。
まぁ ルーキーはねぇ… F1で本格的なウェット路面を走るのは初めてで、しかもそれが半公道で氷のように滑りやすい路面のオーストラリア、アルバートパークサーキットというのは不運としか言いようがナシ。あの悔し涙は次戦以降にぶつけてほしい。とか言ってたら予選Q1敗退で「あれ?」と思ったアントネッリがあれよあれよと順位を上げて5位入賞(4位でゴールしたけど5秒ペナで降格)やっぱあいつスゴくね? え? 18歳?? ファーーー(笑)
その他、ルーキー以外でもドライバーの移籍が多くて、去年と同じだったのはたったの2チーム。そのうちの1チーム、マクラーレンは若くて速い2人を抱えているので当然として、もう1チームのアストンマーティンは43歳になったアロンソと、チームオーナーの息子。真面目に勝とうとするならそろそろ考えた方が良いと思いますけどねー。ちなみに今年で現所属チームとの契約が切れる、クソ速いうえに若いドライバーがいるんですけどどうですかね? 角田っていうんですけど。
移籍組ではなんといっても、フェラーリのハミルトン。いまだに赤いレーシングスーツには違和感しかありませんけど、黄色いヘルメットが深紅のマシンに映えに映えまくってカッコイイったらありゃしません。ただひとつ文句を付けるとしたら、HPのロゴ(白と青)が邪魔すぎると思っているのは僕だけではないはず。あれがなければカラーリングの人気投票ももっと上位だった? その可能性はかなり高そうです(個人の感想)
あと23戦。今年もヨロシクオネガイシマス!!