「FBC GTcat」第6戦 カタロニアサーキット。
F1で有名ですね。
プレシーズンテストで重宝される、全ての要素が必要な難コース。
ペンギン選手は前戦バサーストの2位で75kgのウェイトハンデを積みながらcara選手のショートカットペナルティーに助けられて予選レース2位。ただ普通に考えて決勝の15周ずっと抑え続けるのは非現実的です。
なのでここは、3位狙い。
決勝も引き続き「ペナ強」なので、とにかく安全運転でペナルティーだけは受けないように走ると心に決めてスタート。
とか言ってたらスタート直後、イキナリcara選手の攻撃。リプレイを観たらなんかもうF1のDRSかっていうくらい速度差がありましたね。
1km以上の長いホームストレートでこのスタート位置はねーだろポリフォさん。さすがに手前すぎる。実際のレースでローリングスタートをするとしたら絶対もっと1コーナー寄りでグリーンにするっしょ?
通りすがりのモータースポーツファン
無抵抗で抜かれました。
ここは出来るだけ付いて行くのみ。
鈴鹿予選以降のセッティング変更で鬼のコーナリングマシンと化している求人バニラNSX。「動けるデブ」の如く、75kg増しの地響きを立てながら走ります。
と、2周目の最終コーナー立ち上がりで前のcara選手が単独スピン!
予選での「ひとりペナ祭り」といい、出張族すぎてさすがにお疲れでしょうか。こういうのが続くと「GT界のセバスチャン・ベッテル」を勝手に命名しちゃいますよ? あ、もちろんレッドブル時代のカッコ良いベッテルじゃなくて最近のベッテルです(笑)
ペンギン選手、動ぜずして2位浮上。
3位以下は100kgハンデのライオン選手を先頭に渋滞。
ライオン選手はシリーズポイント的にも余裕があるので、ここは5位でウェイトを降ろす作戦ではないかと予想。
この時点でトップのEVO選手は完全な独走状態。
作戦通り、ペンギン選手は超絶置きにいった走り。普通なら気持ち良く攻めたいターン9でもアウト側の縁石に全く乗らないとか、あったり、なかったり。コンマ2秒をドブに捨てながらでもペナルティーを避ける、レーシングドライバーとしてあるまじき姿勢…
いいんです! 3位狙いなので!!
6周目終わり、5位走行中のcara選手が早めのピットイン。
あからさまなアンダーカット狙いですねえ。
普通ならcara選手のカバーに入る7周目も、 ペンギン選手はステイアウト。
いいんです! 3位狙いなので!!
ここで4位のkuni選手がピットイン。
後ろからはタイヤ交換したcara選手が区間ファステストで迫ってきます。
cara選手が前に出ました。
ペンギン選手は8周目終わりでようやくピットイン。
で、cara選手が前に出ました。
うーんこの絵に描いたようなアンダーカット。タイミング的にはペンギン選手がもう1周早く入っていれば一旦は前に出れたっぽい… ですがペース的に抜かれるのは時間の問題ではありましたが… 2周目のスピンみたいに何が起こるかわからないから、前をキープできるならキープしとけってハナシももちろんありますが…
いいんです! 3位狙いなので!!
kuni選手の前では復帰できました。
予定通りの3位。あとはゴールまで無事にクルマを運ぶだけ。
cara選手に対しては2周分、ペンギン選手の方が若いタイヤを履いているにも拘らず全く付いて行けないっていう、さすが重り。さすが75kg。まぁ 単純にこのコースはF1で慣れているcara選手の方が一枚上手ってのもありますけど。
がんばってもどうしようもないので、さらに置きにいくペンギン選手。
後ろのkuni選手との差だけ見ておくような感じで。
勝負ありです。
優勝はぶっっっっっっっっっちぎりでEVO選手!!
もはやただのドライブ。ノーハンデ、コーナリングマシン、低速コーナー&縁石越えが得意なドライバーという全ての条件が揃っての圧勝。でもまぁ こういう、確実に勝てるときに確実に勝つってのは非常に重要なことですよね?(鈴鹿での傷口をえぐる発言)
ペンギン選手はミッションコンプリートの3位フィニッシュ!
まぁまぁまぁ… うん… 良し良し。
さてFBC GTcatはここから3週間のお休みです。
理由は国体予選。
グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会
とりあえず県決勝(オフライン予選)までは行きたいなと。ぶっちゃけグンマー民国で出場県内のトップ20なら今のままのタイムでも大丈夫そうですけど、東京や神奈川などの激戦区だったとしても一応、イケたよね? くらいは出しておこうかと(笑)
ヒザの痛み&オタク活動と相談しながらですが…
ではまた3週間後!
ペンギン選手は100kgウェイトハンデだよーデブペンギンだよー。