熱狂と妄想

レッドブル・ホンダがやってくれました。

やっぱりフェルスタッペンでした。

レース後は審議結果に関してフェイクニュースが流れて、情報を鵜呑みにしがちな日本人ファンのみならず有名な海外の記者でさえも引っ掛かるという大混乱ぶりでしたが。

にしてもタッペン。デビュー当時はいけ好かねえガキだなとかけっこう嫌ってましたけどね?そりゃオジサン手のひらクルクルパーですよ手首ねじ切れるレベルですよ当然ですよ本当の本当に特別なドライバーですから。せっかくホンダエンジンを使ってることですしこれはもう「セナ以来」とか言っちゃっていいんじゃないでしょうかもう、ね?ここまで明らかに次元が違うと認めざるを得ないでしょう誰だって。

レース映像を観てないヒトは今すぐ↑のハイライト映像を観てください。こんなF1中継が今までありましたか?ってハナシです。地鳴りのような歓声です。まるでワールドカップです。このオレンジ軍団(フェルスタッペンはオランダ人です)は今やほぼ全てのグランプリに湧き出してますが、今回はレッドブルのホームコース&昨年勝っている場所ということもあり史上最大の規模だったんじゃないかと。

これに加えてアムステルダムのパブリックビューイングにも1万人集まったとか?ここへきてバブル期の日本みたいなF1ブームですよオランダは。

今回、最大のライバルになったフェラーリのシャルル・ルクレールはF1デビュー2年目でフェラーリドライバーに大抜擢されたモナコ出身の天才。移籍初年度の今季既に2回のポールポジションを獲得しているように速さは疑いようもなく、21歳とは思えない落ち着きと聡明さ、さらに恵まれたルックスでF1運営陣の圧倒的「推し」。

・・・で、ありながら、これは僕の主観ですがどうも腹黒さが見え隠れするタイプというか、漫画とかではよくある表の顔は優等生、裏の顔は陰湿なイジメっ子みたいな?最後タッペンに抜かれるときもわざとインを開けて飛び込ませて、押し出されて相手のペナルティーを誘発しようとしたニオイがプンプンします。そしてそういう目で見ると普段のコメントもレース中の無線も全部が全部政治的で怪しく思えてくるという。

この21歳同士のライバル関係が育っていけば、F1は面白くなる、絶対。欧州文化のF1に殴り込みをかける、本来は反逆者のホンダを駆るフェルスタッペンが主人公。F1の象徴たるフェラーリのルクレールがヒール役。

この捻じれ感、たまらねえ展開だぜ・・・

熱狂と妄想」への2件のフィードバック

  1. おクソなマクラーレンと縁が切れてから、ホンダはお仕事に集中できてる感じしますよね。
    とはいえ、マクラーレンはどうすんでしょね。

  2. >とっちさん
    やっと車体との融合ができてきましたね。
    一方的に要求を押し付けるだけでは、良いモノはできませんわ。

    マクラーレンはようやく「アンタッチャブルズ」と言われた癌どもを一掃したので、一気にチームが上向いてきています。チーム監督は元ポルシェの人材を引き抜きましたし。ドライバーもルーキーのランド・ノリスが大当たりです。

    というわけで、ここ数戦は安定して三強のすぐ下にいます。
    ちょっと気に食わないですが、やはり名門は名門ということでしょうか。

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