絶品

本日、2025年3月26日は松井玲奈さん4年ぶりの新作小説「カット・イン/カット・アウト」の発売日でした。めでたし! 素晴らしい! ありがとう!!

そう発売日、だったのですがいつも行くスーパーに隣接しているこじんまりとした本屋さんには当然の如く置いていませんで。仕方なく「近くの本屋 大きいとこ」で検索してみたところ何やら知らないお店がヒット。「酷道」を指示することに定評のあるホンダ純正ナビに行先をセットして、マトモに辿り着くことを祈りながら進んでみると…… え? なにこのちょっと昭和~平成初期のレトロを感じさせる商業施設? こんなところにこんなモノが??

スーパー、ドラッグストア、100均、クリーニング店などなど、そして本屋。屋外にあるエスカレーターが良い味出してますねー。イマドキ目線からするとちょっと狭めの駐車場も、まあこれはこれでアリかな? 本屋に入ってすぐの新刊コーナー。ちゃーんとありましたよ松井玲奈さん。サイン本? あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。

で、その「などなど」の中にはなんとロッテリア! こんなところにロッテリア! あるところにはあるロッテリア。別に味が好きとかそういうことは全然ないんですけど(笑)なんとなく気になるロッテリア。思わず入ってしまいました。なお前回行ったのは思い出せないくらい太古の昔。

年季の入った店内。席はガラガラながら、持ち帰りを待つお客さんが1~2名。それでも店長さん含めたったの2人で回している厨房(?)はてんやわんやで、注文を取ってくれるまで数分、提供されるまでさらに数分待つという、もはやファストフードとは? な状態。とはいえ松井玲奈さんの小説を手に入れてゴキゲンのワタクシは何らのストレスも感じることなく。注文したのは「絶品チーズバーガー」のセットと、単品でハンバーガー。うん……

……絶品ではない(笑)

不味くはない。けど別に美味しくもない。でも、こんなもんでしょう本来ファストフードって? 思うに、日本の外食産業は美味しいモノを提供しすぎているのでは? 同じハンバーガーショップのモスバーガーだって、今日行ったロッテリアと同じくらいの待ち時間、同じくらいの値段であの味ってもう狂気の沙汰。申し訳ないけど、ロッテリアに行くとモスバーガーの凄さが良くわかる。あれは全然普通じゃない。モスバーガーが美味しすぎる。

そういえば、松井玲奈さんの小説といえば食べ物の描写がやたら詳細で上手なんだよなあ、新作にも出てくるのかなあ? なんて思いを馳せながらちょっとパサパサのハンバーガーを頬張っていた、給料日のアラフォーおじさんでした。

「カット・イン/カット・アウト」

松井玲奈さんの自信に満ち溢れたコメントからも、傑作のニオイしかしません!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です