特級呪物

世の中には数ヶ月とか、ヘタすりゃ数年に渡り計画を立てて物事を進められるヒトってのが存在しますが、僕は完全に真逆のタイプ。常に無計画、思い付き、行き当たりばったり。アパートを引っ越したときも下半身を工事したときもクルマを乗り替えたときも、ある日突然。

今回もそんな感じで、モノによっては10年以上放ったらかしにしていた古いPCを処分することを思い付きまして。

いやーPCを捨てるのってマジで面倒くさいですよね。そもそも普通に捨てられない。メーカーのHPからリサイクル申請的なことをして、エコゆうパックのラベルが届いたら自分で梱包して、それから郵便局に持って行くか集荷依頼して持って行ってもらうという。なおデータの消去は自己責任でってことですが、そもそも捨てようとしているようなボロボロのPCに電源を入れたくない。というわけで僅かながらリスクは承知の上で、そのまま出します。もう知らん。

にしても今回、ディスプレイ×1台とノートPC×3台を同時に捨てることにしたのですが、その中で一番新しいNECのノートPCがご覧の有様。コイツはホントに酷いヤツで、使っていた当時から背面カバーがボコボコと変形しだして、全く使わなくなってからもただ置いておくだけでボコボコ度合が加速していきました。最終的には元の厚さの3~4倍に膨れて中身の基板も丸見えだったのですが、ゆうパックのために梱包しようと持ち上げた瞬間、そのカバーがバラバラに砕け散りました。2枚目の画像はその残骸です。

これ、完全に設計ミスだと思います。こういう薄型のノートPCで、ネジ穴などがなくユーザーにメンテさせない構造ということは経年劣化や使用状況によりファンの冷却が上手く行かなくなることも想定して、それでも大丈夫な高耐熱の素材を使わなければいけません。ましてや置いておくだけでエンドレスに変形が進んで最終的に砕け散るなんて。破片の中の細かい粉とか、ちょっと吸い込んじゃいましたけど大丈夫なんですか? これって普通のことなんですか?

とにかく、こんなことは太古の設計ツールであるFMEAをやれば3年目の下っ端設計者でも簡単に抽出できるであろう故障モードで、それを対策しないってことは設計者の怠慢、もしくは単純にレベルが低すぎてお話にならないってことです。

ダメですねぇ 日本電気さん。これじゃダメだ。二度とこのメーカーのPCは買わねえ。

もうちょっとでWin10のサポートが切れるので、そのときまでには新しいPCを準備しなくちゃいけないんですけど、どうしたもんですかねー。MS Officeとか家のPCでは1ミリもいらないんで、乃木坂ちゃんがCMしてたマウスコンピューターとかでも良いかもですね??

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