ビールの未来

いやー、またやってしまいました。

ここのところ異常に蒸し暑かったので内臓が弱ってたんでしょうね。そんな状態でガッツリ飲酒してしまったがために悪酔いしまして、真夜中、公園のベンチ的なところでバタンキュー。小一時間ほど意識を失って目が覚めたら…… 運良く何も盗まれたりはしなかったものの、腕には痒いかゆーい虫刺されが何ヶ所も。まぁ これくらいで済んで良かったです……

と、そんなことも、ありつつ。

なんでも令和8年、西暦2026年にいわゆるビール系飲料の酒税率が一本化されるそうで。そりゃそうですよね、今や「第二第三のビールはビールじゃねぇ」なんて言ってるのはごくごく少数派の偏屈酒飲みオッサンだけでしょう。そもそも「ビール」の基準が厳しすぎた。ぶっちゃけ原材料に何を使おうと製造工程がどうであろうと、ああいう飲み物はみんなビールでいい。

なのですが、ここで大事なのはいわゆる「従来ビール」が相対的に有利になるってことですよね。今までは第二第三のビールが安かったから、とりあえず酔えれば良いとかお財布事情的に従来ビールを飲みたくても飲めないヒトが買って飲んでいた。その状況が変わるわけです。というわけで大手ビールメーカーが増産体制を整えたり、盛り上がりを見せていると……

でも、そう上手くいきますかね?

僕としては、従来ビールの需要がそこまで戻るとは思えないんですけどね。街の声(?)を聞く感じではむしろ、第二第三のビールの味に慣れてしまったヒトにとっては従来ビールは重く感じてしまうようで。そういったヒト達がビールに求める爽快な喉越し、清涼感のためには「従来ビール程度」の味わいであってもまだ濃すぎる。もっと水っぽくて良い。っていうかむしろ高くなるなら買わないで水飲むわって感じじゃないですかね? 特にイマドキの若いヒトは。

一方で酒好きオッサンの間でも、もはや日本の大手メーカーの従来ビールは過去のモノになりつつあります。

なにせ今はIPA(India Pale Ale)がアツい。IPAがどういうモノか詳しい情報を知りたい方はコチラコチラを読んでいただければよろしいかと思いますが、簡単に言うと普通のビールより数段、香りが華やかで味が濃くてアルコール度数が高いビールの一種。要は多くの酒好きが求めるモノ全てを兼ね備えたビアスタイルそれがIPA。ちなみに度数は、モノによってはストロング系チューハイと同等かそれ以上だったり。普通のビールのつもりでグイッといくと結構キマリます(笑)

そんなIPAの唯一にして最大の難点が「高い」ということ。350ml缶で300円台後半~500円オーバーなんてのもザラ。ちょっとこれだと世間一般に受け入れられるのは難しい感じですが、ここで酒税率の件ですよ。僕もそんな詳しいことはわかりませんけど、アルコール度数9%を超えない限りは他のビールと同じ土俵に立てるんですかね? そうなるとまぁ 高いっちゃあ高いけどたまには贅沢して飲んでみようか的な? 選択肢には入ってくるかと思われ。

飲んでみればね? どのメーカーのどのIPAを選ぶかにもよりますけど、おそらくビール好きの9割以上がトリコになると思うんですよね。それくらいメチャクチャ美味しいIPA。常飲するモノにはなり得ないにしても、自分へのご褒美、記念の日、おめでたい日…… そういったときに飲むビールとして定着する可能性もなきにしもあらず? かも? かもですよ??

まだのヒトは是非一度、ご賞味あれ。

ビールの未来」への1件のフィードバック

  1. DHCのHAZY IPA(オレンジのヤツ)

    美味すぎる!!
    なんで麦とホップでこんな味になるんだ!!?

    こんなん奇跡やん・・・

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