今回の記事タイトルはGT界随一の国際派、cara選手の案によるものです。ちなみにですがブログとTwitterやFacebookなど他のSNSとの最大の違いはこの「記事タイトルの有無」だという説もあります(確かホリエモンがそう言ってた)。タイトルってホント、ウチのような誰も見ていないようなブログでさえも難しいんですよね。なんならタイトルを捻り出すだけで30分以上悩んだり。これがあるとないとじゃ、投稿のしやすさが全然違うんですよね。
さて、FBC GTcat 2020も折り返し地点、Rd.5のスパ・フランコルシャンにやって来ました。今回はちょっと長めのレースでノーハンデ&2ピット義務。クルマとドライバーを合わせた「純粋な速さ」が一番ハッキリと出るコースであり、燃料やタイヤの管理など戦略を組み立てる「レースIQ」(今僕が考えた用語です)も問われる、要するに「ナンバーワンは誰ですか?」がわかるレース。
じゃあ10戦もやらずにここだけでいいじゃん、という説。一理ある(笑)というところで、まず純粋な速さがわかる予選において、ペンギン選手はブービー。
はい遅い。
え? マジで? ちょっと遅すぎじゃないですかね?? 確かに良いラップだったかといわれると良くはなかったですけど、それにしたってブービーって。最下位のYTSK選手はご本人に聞いてみないとわかりませんが最近、かなりモチベーションが下がっているように見えるので実質最下位。なんということでしょう…
決勝は14周。ペンギン選手は4-4-6周の作戦です。
なんやかんやあって4周終わり。ペンギン選手がピットインする周で、1つ前を行くクリスタル選手を見たらタイヤ余りまくり。燃費もペンギン選手とほぼ同等。あらら?
なんとなくのノリで満タン給油。これで2回目のピットは無給油でいけるぜー。
一方、5周目にピットインしたクリスタル選手はここで無給油。
そうです。当たり前のことですが14周トータルで見た場合、軽い状態で長く走れるクリスタル選手の作戦が正解です。ペンギン選手がやった「満タン給油」は愚の骨頂。案の定、一つのコーナーでコンマ数秒離れて行く2台。自分がやったことのバカさ加減に気付いたペンギン選手は走りながら耳が真っ赤になっていたと思います。なにが「行けるぜー」だよ。マジで
なんでこんなにバカなんだ!!
何年GTやってんだ… 恥ずかしすぎる……
レース半分でケメルストレート1本分の差がつきました。絶望です。
というわけで優勝はクリスタル選手でした! 圧倒的な速さとレースIQ。唯一、途中まで食い下がったtoy選手も最終スティントでは離される一方でした。この条件でこれだけの圧勝劇。最初に申し上げた通り、仮にシリーズチャンピオンが他の選手になったとしても「ナンバーワンは誰ですか?」の質問には、僕は「クリスタル選手です」と答えるでしょう!
ペンギン選手は失意の4位。逆になんで4位になれたのか不思議ですが。まぁ 後ろの方で何かがあったとか、たまたまでしょう。ショックすぎてキャプチャーのタイミングが遅れたのがむしろレース直後の気持ち、真っ白なアタマの中を上手く表せている感じがして良きです。
とにかく遅い、そして頭が悪い。良いところが全くありませんでした。
↑後ろの方。
次戦はペンギン選手がなぜか苦手のニュルGP。最近は現実逃避してモンハン(誰も一緒にやってくれない)ばっかりやっていますが、それだと次も勝ち目ゼロ…
ちーん。