



倉木麻衣ちゃんの2025年ツアー、通称「リラック素www」名古屋公演に参戦してきました! いやーやっぱり名古屋大好き。ご飯も美味しいし。イマドキはだいたいどこでも美味しいモノは食べられますが、名古屋メシというブランドが確立しているくらい、東京とも大阪とも違うどこか独特な雰囲気があるのが良きですね。
そんなわけでライブ当日、昼食はコメダ珈琲店のシロノワール、ライブ後の夕食は相方のK氏と一緒に味噌煮込みきしめん&天むすをいただきました。なお天むすに関していうと、実は三重県津市が発祥の地だったりするらしいのですが…… まぁ いいんじゃないですか? 名古屋で(笑)シロノワールは溶けたソフトクリームとシロップを混ぜてケーキに吸わせると天国で、ブラックコーヒーとの相性抜群。味噌煮込みはいかにも東海地方って感じ。天むすは塩気がちょうど良くて美味でした。
さて、この日は野球のワールドシリーズ最終戦ということで、ホテルの部屋(幸いにも2匹目のGは出ませんでした!)で観戦してから会場へ向かうことにしていました。ホント激闘でしたねぇ…… 僕はもちろん、日本人3選手が所属しているドジャースを応援していまして、大谷が打たれたときは終わったと思いました。でもそこから粘りの投手リレーと一発攻勢で、最後は山本の神投球。
正直、総合力ではブルージェイズの方が上回っていたように見えましたが、ちょっとしたミスなどで自ら勝利を手放したような感じでした。個人的には、11回裏の無死2塁から送りバントをしたのは完全に裏目だった気がします。自分達の野球を貫いた結果といえばそれまでですけど、あれは山本を助けましたねー。非常に良いバントだったので、もしあそこでフィールディングが苦手な投手だったらオールセーフもあり得たかもしれませんが… タラレバタラレバ。まぁ 送りバントとスクイズが嫌いな元プロ野球ファンの戯言です。
と、そんなことも、ありつつ。
ライブ自体は「実質初日」だった三島でのファンクラブ限定ライブにテコ入れをしたカタチになっていました。僕の感覚では三島より盛り上がったと思いますし、麻衣ちゃんのツアーらしく着実に進化していたのではないでしょうか? 大きな違いとしては以下3つを挙げたく。
- 風らら&alwaysが追加
- 序盤の謎演出がカット
- 観客の慣れ
風ららはもう、このツアーのコンセプトからしてむしろ、なかったのがオカシイ。なので良い意味で何の驚きもありませんでした。アコースティックな感じで始まって、途中でバンドありバージョンに切り替わる編曲についても、大人しめな曲が続く序盤に元気な曲がひとつ入ったことで全体のバランスが良くなったと思いました。
alwaysはアンコールの最後、定位置に戻ってきました。これもあって然るべき。やっぱ最後はこの曲で締めたいですよねー。おかげ様で、三島で感じたような不完全燃焼感は全然ナシ。凄い。やっぱ偉大な曲ですわ。
序盤の謎演出に関してはかなり賛否両論というか否が多いというか、とにかく「見ている側として戸惑った」ような意見が多かったと思います。なくなってみてわかったのは、やっぱ普通にいらなかったんだな、ということ。むしろ、なくなった方が全体の流れが入ってきやすいまである。まぁ 実験的要素が強かったというか? こういう挑戦をいまだに続けているというのは良いことだと思いますので、これを前向きな失敗と捉えて次に繋げれば良いかと(なお例によって記憶が曖昧なので、カットされたこと自体が僕の勘違いである可能性もゼロではありません。その場合スイマセン!)
最後に挙げた観客の慣れは、たぶん三島も参加していたヒトが相当数いたと思うんですよね。あそこで一旦、衝撃を受けておいてからの今回なので、多くの方が非常にすんなりとライブの雰囲気を受け入れられたのではないか、と。
ちなみに最近読んだ「疲労学」という本に書いてあったのですが、ヒトは出来事に対して慣れると脳のワーキングメモリを節約できる(デフォルトモードネットワークを使える)ようになるそうです。三島で見て、覚えている部分をデフォルトモードで処理して、見逃していた部分や追加・変更された部分をワーキングメモリで処理する。こうすることで、より省エネで効率良く「リラック素」してライブに没頭できるようになる。これが複数公演参戦する強みのひとつですよねー。
薔薇色の映像の最後で「What a Wonderful World」という、メインのツアータイトルがドーンと出ますけど、あのへんはなんか喜劇っぽい無声映画みたいな雰囲気を感じます。直訳すると「なんて素晴らしい世界なんだ!」ですけど、あの映像を見るとこの「素晴らしい」が「素晴らしい(笑)」という感じにも受け取れる、ちょっと皮肉っぽい要素も実はあったりするのかな、なんて思ったり。そうだとすると意外と安直でもなくて、深くてオシャレなツアータイトルな感じがしてきます。「リラック素www」の「www」はもちろん「(笑)」でもありますしね?
そしてアンコールでは、これまた三島ではなかった麻衣ちゃんの挨拶(MC)がありました。そこで非常に気になったんですけど、新曲&ツアータイトルについて
麻「リラック、そ、という方もいる……」
………
麻衣ちゃん、某氏のブログ見てるの?
僕は、そのブログ記事を見るまで一度たりともその読み方をしたことはナシ、というか全く思いつきもしてなかったです(苦笑)そういえば某氏は謎演出に関してもかなり辛辣な意見を述べていましたので、そこに関しても… まぁ 今さらいいか、それは。
なお今回のライブ参戦においてひとつだけ、不満だった点があります。例によって通常枠での座席確保となりましたが、かなりVIPに近い良席だったんですよね。ただ
隣のオッサンがずっと小声で歌ってた
これはホント参りました。たぶん本人は周りに聞こえてない、すごい小さな声で歌っているつもりなんでしょうけど実際メチャクチャ聞こえてた。マジで不快。マジでやめてくれ。僕は麻衣ちゃんの澄み切った美しい歌声を聞きに来ているのであって、どこの誰だか知らないオッサンの野太い声なんて聞きたくないんですわ。これがあったせいで僕のライブ体験価値は半分くらい目減りしてました。酷いですよ… 損害賠償モノですよ……(泣)
ぺ「(クソがぁぁぁぁああああああああああ!!!!!)」←心の声
次は来月、大阪に参戦します。今度こそ完璧なライブ体験ができることを期待しつつ、ここへきてココロとカラダがだいぶヤバイんで。そこが破綻しないように気を付けて日々、過ごしていきたいと思います。頼むから変なオッサン、近くにいないでくれーーー!!!!!
P.S.

夜の部。
これは「テキーラ観覧車」というモノです。凄いですよね。間違いなく、ほとんどのヒトには縁のないモノでしょうけど、世の中にはこんなにアタマの悪そうなモノがあるんです(笑)これがなんかピカピカ光ってて、ボーイさんのコールを受けつつテキーラのショットを飲み干すという……
嬢との会話の中で麻衣ちゃんのライブに行ってきたというハナシをしたら、ご厚意により店内BGMで渡月橋とSecret~を流してくれるというミラクル。いや、これは絶対、麻衣ちゃん自身に知られてはいけないことだと自覚しておりますが、麻衣ちゃんもまさか自分の代表曲がおっ(ピー)パブで流れているとは夢にも思わないでしょう(そもそもおっ(ピー)パブというお店の存在を認識しているかも怪しいですが)
名古屋大好き!!
