桜色

一瞬で桜が満開になって、そして散りましたね。

コロナ禍に会社の花見がなくなりまして、そのまま復活せず。個人的には割と好きなイベントだったのですが、たぶんみんなやめたいと思ってたんでしょうね。仕方ナシ。というわけでここ数年は平日の会社帰りにちょっと遠回りしてひとり花見。ひとりなので「宴会」ではなく、ただベンチに座って缶ビール等を飲んでいるだけなので、そのへんの公園でできるというのが強みです。マジで僕以外誰もいません。

若者の飲み会離れと言われて久しい昨今ですが、それでもなんだかんだ数年前までは「飲みに行きたいです!」みたいな新人の方が多かった印象。楽しいかどうかは別として、ひとつの人生経験として一度くらい、社会人の飲み会を経験しておくのは悪いことではありません。でも、それもコロナ禍で完全終了。大学生活まるまるコロナ世代はマジで価値観が違いすぎる。ちょっともう、彼らと上手くやっていくのは無理かもと思い始めた昭和生まれです。

と、そんなことも、ありつつ。

先週のF1日本GP、賛否両論ある展開でしたが僕は楽しめました。久々に「マックスのマックス」を見た気がします。予選の神ラップは本当にゲーム画面を見ているかのようでしたねー。そもそも現時点のレッドブルはマクラーレン、メルセデス、フェラーリに次ぐ4番目のクルマというのが専門家も含めた「みんなの意見」。それをポールポジションにまで押し上げて、決勝も完全無欠のレース運びでマクラーレン2台をシャットアウト。あれこそが世界チャンピオンですね……

期待した日本の角田は予選Q1までほぼ完璧な流れでしたが、Q2最後のアウトラップでタイヤを温め切れず、無念のノックアウト。金曜土曜と、F1マシンから出る火花によるコースサイド芝生の出火で赤旗連発。金曜日に初めてレッドブルのクルマに乗った角田にとって、練習走行の時間が削られたのはかなり痛かった。結局これが致命傷となり、日曜日は苦しいレースに。とはいえ最後まで冷静に粘り強い走りで完走、12位フィニッシュしたことは今後の活躍を予感させてくれました。

全体的に、今年の鈴鹿は「東洋のモナコ」と言いたくなるレベルで抜けないコースでした。そのおかげでマックスが優勝できたというのもありますが、角田を応援している日本人ファンとしては複雑なキモチ。まぁ ホンダの優勝60周年記念でホンダエンジン搭載、スペシャルカラーのクルマが勝てたんだから良しとしましょう(笑)

とにかく、引き続き「レッドブルの角田祐毅」を応援できる。日本人のF1ファンとしてこれ以上ない喜びを噛み締めつつ、残りのレースも楽しんで観ていきたいですね。

いまだに嬉しさが収まらない、昭和生まれのF1ファンです。

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