Sober Curious

お店でお祝いしてもらた~

……のは良かったのですが、久々にヤバイヒトに絡まれました。隣にいて、なんとなく嫌~な雰囲気が漂っていたのが、案の定。初対面なのに馴れ馴れしく話しかけてきたところから始まり、そのうち勝手にヒートアップしていき、意味不明なことを口走ってメッチャ罵倒してくる。で、最後は「もういいわ」となって反対側のお客さんに絡む。典型的な酒乱。不治の病みたいなモノなので、早いところ楽になっていただいた方が自他共に有益かと思います。

まあねー世間で「若者の飲酒離れ」と言われて久しいですけど、ああいうクソカッコ悪い大人を見たらそりゃ酒、ダメ、ゼッタイ。みたいな感じになっちゃうのも仕方ないです。自分で自分の機嫌を損ねにいって、他人からも嫌われて、お金も失い、身体にも良くない。まさにダメな飲酒の見本市。酒乱のヒトって飲むと絶対にああなるんですけど、なぜか絶対に断酒できないので飲むたびに人生損していくんですよね。若者は正しい。

なおその酒乱馬鹿はママにウマいこと促されて強制帰宅させられた模様。ああいうコントロールというかあしらい方(?)みたいなのは、さすが百戦錬磨のママだよなーと、たまにこういうことがあるたび感心させられます。ママカッコイイです。

と、そんなことも、ありつつ。

記事タイトルの「Sober Curious(ソバーキュリアス)」とは「自分のアルコール摂取についてより意識的になり、アルコールとの関係を見直すことを促すムーブメント」とのこと。お酒を飲むか飲まないかという「イチかゼロか」で考えるのではなく、その間には無数の選択肢があるのだから、それらも含めてオープンマインドで柔軟に考えましょう、ということのようです。なお提唱者の方は完全に断酒したようですので、最終的にはそうしたいけどイキナリは難しいから、ワンクッションとなるようなカッコイイ概念を新しく作ってみた、的なヤツかと。

まぁ この考え自体、若者世代にとってはごくごく当たり前のことであって、イチイチ言葉の定義を作るまでもないことだと思います。どちらかというとオッサン世代というか、飲酒と社会生活との繋がりがより強固だった時代のヒトたちに向けたモノですね。社外研修とかで他業種のヒトと絡んだりすると、いまだにいるんですよ「酒(と女)で仕事を取ってくる」みたいな営業さん。令和になっても昭和の習慣、昭和の価値観は不滅です。良いか悪いかは置いておいて……

日本はアルコール天国と言われるほど、お酒に関する法律的な縛りや世間の意識がガバガバです。でもそれも、今後数年で変わる可能性が高いです。夜の時間帯のテレビ、冷静に見るとお酒関係のCMが多すぎますよね。さすがにあれ、世界的に見たら異常なのでは(笑)

そんな感じで、お酒を飲むヒトが減っていく傾向は今後永遠に続くでしょう。それは単純に価値観の多様化とも言えますし、別に良いのですが…… ひとつだけ懸念点を挙げると、酒飲みの中に占める酒乱の割合が増えないといいなと。酒乱の割合が増えることで、ただの酒飲みに対する世間の風当たりが強くならければいいなと。酒飲み、酒好きとして、それはマジで心配です。

酒乱、○ね、今すぐ。

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