戦犯

NBAファイナル、終了。

ここまで一方的な展開のファイナルは珍しい。数年ぶりにNBAウォッチャーに復帰した僕でさえもそう確信する完全無欠のワンサイドゲームで、ボストン・セルティックスがNBA最多となる18度目の王者に輝きました(地元で優勝を決めるためゲーム4のみ意図的に負けた模様)

マジでマブス応援してたんですけどねー。激戦のウェストを勝ち抜いてきた代償か、始まる前から満身創痍。頼みのドンチッチも膝やら足首やらを庇いながらのプレー。白いサポーターに血が滲む姿は痛々しすぎました。最後はマトモにフリースローを打つことすらできない状況で、むしろあれだけの成績を残せたことが異常。でも、ゲーム3のファウルアウトはシリーズの勝敗を決定づけた大チョンボなんですよね… 0勝3敗からの4連勝は、長いNBAの歴史上でも一度もないわけで……

フィジカル的に(ピー)んでたのがドンチッチなら、メンタル的に(ピー)んでたのが2ndオプションのカイリー・アービング。残留希望宣言の3ヶ月後に移籍したことや「チームロゴ踏みつけ事件」によりボストン市民全員から(ピー)刑宣告を受けているアービングはボールを持つやいなや常に大ブーイングを受けていて、それはボストンがリードしていようといまいと試合終了まで途切れることがありませんでした。まさにアメリカ人の陰湿さここに極まれりって感じですが、あれでは生きてアリーナを出られるか心配なレベルでバスケどころではなかったことでしょう。

……とまぁ そういったことを抜きにしても、結局やっぱりアービングがマブスに加入することが決まったときから言われていた通り、ボールは1つしかないのです。エース級の選手を2人以上揃えるのが現代NBAの常套手段とはいえど、ドンチッチのパートナーはもっとタマ離れの良い選手にしなきゃダメに決まってます。っていうかホント、なぜよりにもよってアービング?

ありがとうアービング。さようならアービング。ファイナルの戦犯、アービング。マブスよ、勝ちたいならアービングを手放すべし! 我らがドンチッチのためにっ……!!

と、最後は尻すぼみという感じではありましたが、なんだかんだ楽しめたNBA。やっぱりバスケは面白いですねー。来シーズンもWOWOWさんで観られることが決定したことですし、今からマブスのGMに上記の念を送っておきます(笑)

23-24シーズン、おめでとうボストン! みなさんお疲れ!!

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