修羅の国

先日、お店でキャストを泣かせているオッサンがいまして。

なんか大声出してキレてて。大声なんで内容も丸聞こえなんですけど、僕の感覚からするとまあ~お恥ずかしったらありゃしないレベルでとんでもなくダセェ理由。50過ぎて… いや60前後かな? ああはなりたくないもんです。あの歳であんな酒乱でお店に迷惑をかけるって、ここまで無事に生きて来れたことに感謝しなきゃダメですね。きっと、周囲の方々が相当気を利かせてフォローしてくれていたのだと思います。

最終的に、キレ疲れたのか泣かせて我に返ったのかわかりませんが落ち着いたようで。新しいボトルを入れて帰っていきました。なお僕はといいますと、オッサンがキレてる横で呑気にワインを飲んでいました。推しと乾杯した酒は美味し。

そんなことも、ありつつ。

少し前にNHK Eテレで放送された「ねほりんぱほりん」の「Twitter婚活」回。男性2人と女性1人が話し手として出演されていまして、男性2人はあまり上手く行っていない方々。女性はハナシを聞く限りではSNSエリートにして婚活エリート、といったところ。

まぁ この女性というのがあまりにも上級者的発言を連発されるので「仕込み」感がなきにしもあらずでしたが、言っていること自体は確かにそうなんだろうなーという内容。トークはこの女性がご意見番のような感じで男性2人のエピソードに対してダメ出しをして、それに被せてMCの南キャン山里氏&YOUさんが「勉強になります!」と合いの手を打つ展開で進んでいました。

で、その女性の発言の中で特に気になったのが、ある程度お相手の候補を絞り込んだ段階で、そのアカウントの「いいね」を見に行くということ。

グラビアアイドルの水着写真に「いいね」してるのはダメ、なんですって。

ほぉ~~~そうですか。なるほどです。勉強になりますね。確かに婚活アカウントでグラドルにいいねしてるような男性は脇が甘い。おそらくどこか抜けているのでしょう。実際に付き合ったらボロが出るのは間違いない。そう考えると、インターネットの海の中、実質無限に候補がいる中でそこを理由に足切りするのは賢明な判断といえるのでしょう。

しかし、です。世の中に「これだけはやめとけ」という性質は他にもたくさんあるはずです。例えば冒頭のオッサンのような酒乱。あるいは暴力を振るうなど。しかもそういった性質は絶対に自分からは言わないモノです。会ってみて、しばらく付き合うまでわからない。なのに、それよりずっとずっと前の段階で、グラドルへのいいね1つで足切り。厳しい。あまりにも厳しい。

修羅の国、Twitterで婚活を続ける男子諸君に幸あれ。

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