ぺんぎん「はーーー…… キレイなガレージっすねぇ… っていうかガレージですかこれ? なんかもう美術館みたいですけど…」
ドヤ顔のチーム代表「素晴らしいでしょう? このコロナ禍に、金策のため世界中を飛び回った甲斐があるというものですよ!」
ぺんぎん「はぁ…」
ドヤ顔のチーム代表「おっともうこんな時間ですか! これからスポンサー様にご挨拶に行かなければなりませんので… クルマ作りの方はお願いしますよ?」
ぺんぎん「………(なんでレーシングチームやってんだろこのヒト?)」
FBC GTcat 2022 GTSPORT FINAL Rd.1! 舞台はなんとなくいつも開幕戦になりがち、カタロニアサーキットでございます。資金調達に成功した新生ペンギンレーシングは「レッドブル・シボレー・コルベットC7 Powered by NETFLIX リラックマ」で参戦です。予選は「まあこんなもん」という感じの無難なラップで3番手。コルベットはタイヤのもちが良いので、レース前半は温存しつつ前に付いて行って後半勝負! という目論見です。
ポールポジションは圧倒的すぎる速さでspoon選手@メルセデス。フロントローの隣には予選ラップをミスったらしい(?)cara選手@アストンマーチン。
決勝は13周、1ピット義務です。
スタートは普通。3番手のまま1コーナーに飛び込みます。
以前はものすごく苦手だったカタロニアのシケイン。ショートカットペナルティー「強い」が設定されることで逆にこれくらいインカットしてもOKというお墨付きを貰えたような? おかげさまで最近はだいぶマシに走れるようになってきました。本当にありがとうございます主催者のBoP委員長ことトラックリミット番長のクリスタルネコ選手!!
って、1周目終わりには早くも1列縦隊に… みんなタイヤ温存してるわこれ……
無風だ。
そんな無風状態が続いた4周目、突如としてcara選手が仕掛ける!
いいぞーもっとやれー。
その隙に……
漁夫の利狙い!! でspoon選手のインに飛び込むペンギン選手!
ちょっとレイトブレーキングすぎて、当たっちゃいましたけど…
まぁ これくらい許容範囲でしょう!(笑)
さらに! 返す刀で先頭のcara選手にも仕掛けるペンギン選手!
ペンギン選手を牽制してアウトに振るcara選手! っておいおいそれじゃあイン側が完全にお留守ですぜ旦那!!
ぽっかり空いたインサイドに突っ込むspoon選手!
PEN: (ピーーー)Yellow Aston!! What a stupid man!!
ちーん。
気付いたら後ろにEVO選手@レクサスが迫っています。
5周目。先に動いたイエローアストンはタイヤが厳しくなったか? ピンクメルセデスがヘアピンで豪快にアウトから抜いていきます。
ヘロヘロのcara選手。spoon選手を射程圏に入れておくためにも、ここは前に出ておきたいペンギン選手ですが…
ここでcara選手が早くもピットイン。明らかにアンダーカット狙いです。ペンギン選手、ここはペースを上げていきたい!
#18 PIT: Push hard now. Box this lap! Push!
PEN: Copy.
と思ったらEVO選手がペンギン選手をロックオン。えー! 今忙しいのにー!
しかしペンギン選手ここは冷静に…
耐えました。
なおEVO選手のスポンサーはコレ↓だそうで…
HENTAIだー!!
(キライじゃないけど)
そこからガチでspoon選手との差を詰めていくペンギン選手。イイぞーこれ! やはり後半はイイ感じですよペンギン選手のコルベット!
6周目終わりでピットイン。
みんなびっくりするくらい同じように燃費走行!
無給油で行けそうです!!
その頃、cara選手は最終コーナー立ち上がり!
なおペンギンレーシング、前回シリーズのスポンサーを失って以降は高専生のアルバイトだったピットクルーも、今回はバッチリプロを雇っております!
ピットアウト!!
うおー近い!!
並ぶ!!
ここでcara選手を前に出すと対spoon選手で厳しくなるペンギン選手…
しかしここはインに押し込まれて加速が鈍り…
あー、アカン!
PEN: Nooooo!!!! (ピーーー)Aston Martin!!
1周分、古いタイヤを履くcara選手を間に挟んでかなーり楽になったspoon選手。明らかに後ろに合わせてペースコントロールしています。これはアカン。
ペンギン選手、cara選手を抜いての2位狙いが現実的になってきました。
10周目。
再びタイヤが厳しくなってきたcara選手との差を一気に詰めるペンギン選手!
シケインの立ち上がり!
ここのトラクションさえ気を付ければ!!
完全にスリップストリームに入りました!!
並んで!!
抜いた!!
ペンギン選手、2番手浮上!!
しかしその頃、先頭のspoon選手は遥か彼方……
優勝はspoon選手!! おめでとうございます! 予選から決勝まで圧倒的な速さで完全勝利となりました。そして今回のシリーズはサクセスウェイトがありません! つまりこの速さを次戦もそのまま持ち込めるということです! なんということでしょう! (ピーーー!!)
ピンクメルセデスを止めるクルマは現れるのか……!?
ペンギン選手は2位フィニッシュ! シーズンの滑り出しとしては良い結果といえるでしょう。問題はspoon選手との間に感じるタイム差以上の戦闘力差… ドライバーのウデで何とかするにしても、このレースを前に腰を痛めるアクシデントのあったペンギン選手にそれは難しい!?
こんなとき、アイツがいてくれれば… クルマの性能を限界まで引き出すアイツが……
次回はインテルラゴス!
コルベットに苦手コースはありません! がんばっていきましょう!!
クリスタル選手がUPしてくれた動画。今回はこれでもかというほどペンギン選手が映っていたので貼らせていただきます(たぶん他でバトルがなかっただけですね(笑)
いやー、カッコカワイイですねーペンギン選手のコルベット!