FBC GTcat 2021 Rd.2 ニュルGPです。
開幕戦で3位だったペンギン選手は50kgのサクセスウェイトを積んでいながらもショートカットペナルティースレスレの鬼走りで予選3位獲得。いつもこんな走りができたら良いんですけどねーなかなか上手く行くときと行かないときとでバラツキがねーまあしょうがないですねー参加者唯一のB級ドライバーですからねー。
決勝は11周。1ストップと40リッター以上の給油が義務です。
っといきなりスタート失敗。
同じマクラーレンで予選4位のtoy選手にインを突かれてしまいました。どうもギア比の調整が上手くいっていないペンギン選手。ラップタイムを重視するなら1速をワイドにしたいところですが、そうするとスタートの蹴り出しが悪くなるという永遠のジレンマ…
前方のノーウェイト2台、ライオン選手@NSXとspoon選手@ポルシェは逃げていきます。3番手のtoy選手は横滑りが多くてレースペースが上がらない様子です。
ここはじっくりチャンスを待つペンギン選手。
おっと? 2周目のバックストレート立ち上がりでtoy選手が膨らんだ!
ちゃーんす!!
ちょっと狭くてリスキーですけど… シケインでインを突くペンギン選手!
ヌキマシター。
っと後ろで漁夫の利を狙うEVO選手@ポルシェ!
EVO選手が上手くやって4番手浮上。
返す刀で1コーナー!
ほんの少し強引な入り方ではありますが…
PEN: Hum… that was not cool move, bro?
EVO選手が3番手浮上。
もともとが「コーナーで速いポルシェ」「ストレートで速いマクラーレン」の構図。それにプラスしてEVO選手のサクセスウェイトは75kg。直線では圧倒的にペンギン選手の方が有利です。それをわかっているEVO選手は露骨なスリップストリーム外しで対抗してきます。
…しかし、今日のペンギン選手は落ち着いています。
タイヤの持ちが良いPerfume号。周回を重ねるにつれ、場所によってはコーナリングでもそこそこ戦える状態に。積極的に揺さぶりをかけていきます。
これがヒヤリハット#GTSport pic.twitter.com/DmTOaLvVjX
— りょ (@ryop2en) September 4, 2021
…まぁ こういうことも、ありつつ(笑)
と思ったらデジャブな状況キター!
ペンギン選手、3番手奪還!!
PEN: Easy! Fu!!
なんか後ろで小競り合いが発生しているようですが、ペンギン選手にとっては好都合。toy選手が混ざっての三つ巴になると厄介ですので、ここは逃げるのみ。
セオリー通り、5周目終わりでピットに向かいます。
……と?
ああっとぉ! なんということでしょう… ピットレーンでtoy選手がEVO選手に追突。跳ね飛ばされたEVO選手はタイヤバリアに突っ込んでフロントを破損。これで完全にレースを失いました。まぁ その前にけっこうアグレッシブにガチャガチャやってたからtoy選手もアツくなりすぎちゃったんですかねー。ベテランドライバーとしてはいただけないミスです…
こんなこと言っといて次回、ペンギン選手がやったら目も当てられないですが(笑)
EVO選手が消えたことで俄然、楽になったペンギン選手。残りはPerfume号を安全にゴールへと運ぶだけの簡単なお仕事になりました。
後半になって5番手のクリスタル選手が良いペースで追い上げてきましたが、100kgを背負って身動きできない状態から捨て身のアンダーカットを決めたcara選手が壁になってくれて助かりました。いやーナイスですcara選手! 今日もイイ仕事してますね!
優勝はspoon選手でした! ライオン選手はポールポジションから順調にレースを進めるも、まさかの給油量ミスで逆転を許して2位。ドン麻衣です!
ペンギン選手は開幕戦に続いて2戦連続の3位フィニッシュ!!
んーなかなかイイクルマですねーPerfume号は。やはり同じラップタイムでも直線で速いのはレースが楽になりますね! クリスタル委員長ありがとうございます(笑)
次回は何が起こるかわからない、雨のレッドブルリンク! 今回の結果からさらに50kgを上積みしてペンギン選手のサクセスウェイトは100kgです!
目指せ完走(笑)