FBC2021シーズン1、第4戦東京エクスプレスウェイ中央ルート外回り(雨)決勝17周!
コース名も長いですがレースも長い。ポイントも大漁なのでここは各車、なんとか良い結果を残したいところ… というかいい加減、誰でもいいからEVO選手を止めないとシャレになりません。開幕3連勝ってちょっと記憶にありません。にしてもこのコース、雨が降っていても立体交差の下やトンネルの中は当然、ドライ路面のままという、グリップの異なる路面が混在している非常に難しくも面白いトコロですね。なんかこういう条件ってEVO選手が得意なイメージがありますけど!
と、いうところですがまたまた予選失敗しました! セク3まではポールのEVO選手よりコンマ5秒くらい速かったのにセク4、というかほぼ最終コーナーだけでコンマ7秒失いました。もうね、ウデが動かなくなるんですよホントに。なんですかこれ? これがイップスっていうんでしょうか? ステアリングを切ろうとしてるのに切れない。もうダメかもわからんね…
スタート直後、立体交差の下のドライ路面でやや強引にspoon選手をパスするペンギン選手。今回も作戦は「ガンガンいこうぜ」です。もはやそれしかありません(笑)
これで3番手に浮上… したは良いものの、前方を行くEVO選手とrb選手とは既にこの差。なんかもう早くもちょっと絶望感が…
…おっと、ここで?
ああっとspoon選手、これは珍しい電気系のトラブル(ハンコン暴走)です。巻き込まれたkuni選手とともに大きく後退して、勝負圏外になってしまいました。
と、ほどなくして2番手を走っていたrb選手が下がってきました。雨ということでタイヤにはとても優しいですし、予選タイムも良かっただけにちょっと不可解なペースダウンです。心なしかストレートスピードが遅すぎるような…?
とりあえずここはズバッと抜いておきましょう!!
「ガンガンいこうぜ」なので!
が、勢い余って壁にヒット……
それにより、並んではいけない場所で並んでしまうrb選手とペンギン選手、そしてライオン選手。大幅なペースダウンを余儀なくされます…
それでもなんとかrb選手をとらえたペンギン選手でしたが…
トップのEVO選手は遥か彼方。追い付くのは絶対に不可能な距離です。
ちーん……
そのまましばらくは何事もなく走行していたものの…
タイヤに優しい、とはいってもクルマ&ドライバーによって差は出ます。例によってタイヤに厳しいのがペンギン選手。タイヤに誰よりも優しいのがライオン選手。というわけで10周もすればこうなりますわな、というハナシです。
というわけでペンギン選手、ピットイン。
アップデートという名の大改悪によって超絶長くなったピットロード
を通る、長い長ぁーーーーい待ち時間を経ての、やっとこさのピット作業。どう考えても物理的にオカシイ時間。いやいや50~60キロでその距離走ったらものの数秒でしょうよ? という距離でも余裕で20~30秒待たされるって。あり得ない。馬鹿げてる。せめてユーザーが調整できるようにしてくれなきゃお話にならないんですけどポリフォさん。本当に余計なことをしてくれました。
次の周にはライオン選手もピットイン… からの、ピットアウトしてみればこの距離。なんとライオン選手はタイヤ無交換作戦です!!
なおトップ独走中のEVO選手もピットイン。
ん? そういえばrb選手は??
現在先頭です!!
なんとノーピット! 17周をノーピット! 恐ろしい作戦です! ストレートスピードが遅かったのは燃料を絞ってたからなんですね! っていうかrb選手、今シリーズが初参戦にして早くもFBCに染まってしまったか!? そうですFBCのFはFuel(燃料)のFです!!(笑)
そのままファイナルラップへ突入!! がんばれrb選手! 勝ってくれrb選手! ぶっちゃけ自分のことよりトップ争いの順位表示が気になって仕方ありませんでした!(笑)
というわけで一応、こちらもファイナルラップ。さすがにタイヤが厳しいライオン選手。ペンギン選手はまだまだ余裕なのでペース的には圧倒的に有利です。あとはどこで抜くかが問題。レインコンディションでは追い抜きがトテモムズカシイ。
バックストレートエンド。序盤にrb選手に仕掛けた場所です。やはりここでしょう。というかここを逃したらもうノーチャンス。行くしかない!
しかしきっちりインを閉めるライオン選手。そりゃそうですよね。
ペンギン選手、万事休す。
…いや! そんなことよりトップ争いは!?
最終コーナーを回ってrb選手が先頭!!
やった! ついにEVO選手の連勝が……
……止まらず。
なんとrb選手、ゴール100メートル手前でガス欠…
こんなことがあっていいのか…
完全に、昨年のSUPER GT最終戦での平川選手と同じ状況です……
ペンギン選手は4位フィニッシュでした。しかし今思い返すと、レース前半でrb選手を一発でスパッと抜いていれば… rb選手に無駄なタイムロスや燃料消費をさせずに済んでいました。rb選手が最後ガス欠になってしまった責任の一端はペンギン選手にあります。ごめんなさいrb選手。ナイストライでした。良い夢を見させてくれてありがとう。
にしてもここ2戦、EVO選手をギリギリまで追い詰めたのはspoon選手とrb選手。お二人の新規参戦がなかったらどんなに盛り下がる展開だったか… 想像するのも恐ろしいですね(苦笑)
改めまして、ありがとうございます!!
GW休みを挟んで次回はFBC初開催のアルザスビレッジ! spoon選手からは「アルザスビレッジ代表です」発言も飛び出しました! spoon選手の初優勝なるか!? それもとEVO選手が空前の連勝街道をさらに伸ばすのか!?
ペンギン選手は… 予選のイップスが治ることを祈ります……(マジで)