俺たち化

FBC GTcat 2020 2ndシーズンはCOVID-19の影響により2021年になっても継続しています。というわけで第7戦、シリーズ戦で走るのはいつ以来だ? という筑波サーキットです。市販スポーツカーの聖地(勝手に認定)でレーシングカーが走ります!

3戦連続表彰台で波に乗るペンギン選手は100kgのウェイトハンデを背負いながらもなんとか56秒台に滑り込んで予選4位。同じく100kgのEVO選手はひとつ前の3番手。シリーズ優勝をほぼ手中にしているcara選手はノーハンデで当然の如くポールポジション。僅差でフロントローにライオン選手が並びました。

決勝は25周で2ストップが義務付けられています。燃費は余裕ですがタイヤに厳しく、できれば均等割りの作戦でいきたい!

スタートで微妙にホイルスピンしたペンギン選手、1コーナーでkuni選手に並びかけられますがここは冷静にインを抑えてポジションキープ。

しかし、2周目の1コーナーで若干のオーバーシュート…

…からの、インに飛び込まれた後は狭いS字コーナーを並走。

んー、持ちこたえられません!

ペンギン選手、5番手に後退。

っと? 前方で?

あーっとライオン選手!!

今回もメカニカルダメージ「強い」の設定。これでエンジンにダメージを負ったライオン選手は早くも勝負圏外に… 錚々たるメンバーが集まる「超草レース」の某カップ戦で総合3番手になったイキオイもFBCでは通用せず!?

#29 Pit “Box, nya!!”
CAT “Rojer!!”

おっとここで5番手だったクリスタル選手がピットイン。

この時点で前を走るkuni選手、ペンギン選手のペースはクリスタル選手本来のものより遅いと判断し、単独で走ってタイムを稼ぐ作戦のようです!

6周目になるとkuni選手のタイヤはボロボロ… かなりペースが落ちてきました。ペンギン選手はまだ余裕があるものの、ここは筑波。ちょっとやそっとのペース差では抜けません。

ペンギン選手、7周目終わりでピットイン!

ピットアウトしてみると…

あー、やはりクリスタル選手の後ろです…

翌、8周目には2番手のEVO選手がピットイン。

EVO選手はクリスタル選手の前、実質2番手で復帰しました。

トップのcara選手はまだ入りません…

cara選手はなんと10周目まで引っ張りました。ここまでくるとさすがにタイヤの消耗が進んでいて、計算するまでもなく明らかに遅くなってしまうストラテジーです。

さらにピット作業ではこのタイミングで給油。これまで入ったクリスタル選手、ペンギン選手、EVO選手は当然無給油です。2回目のピットまでは十分燃料がもつのと、できるだけ軽い状態で走った方がペースが良くなるからです。

いやマジでcara選手……

完全なる。

給油したcara選手はクリスタル選手の後ろ、3番手で復帰します。

がんばれクリスタル選手!

そんな舐めプ野郎に負けたらアカン!!

が、しかし。あっさり抜かれるクリスタル選手。

PEN “Ohh-i!! Come ooooon!! CAT!!”

【心の声】ああ嘆かわしい。これだから委員長は。YTSK選手の仕事の速さが懐かしい。今だからわかる主催者の鑑の仕事術。あの頃はレースが終わったその日に結果がUPされていました。最近じゃ翌日はおろか週末になっても音沙汰ナシですわ。(ピー)ですわ。(ピー)です。

思わず心の声が漏れたペンギン選手、4周分も新しいタイヤを活かしてペースアップ。クリスタル選手に追い付きました。

10周以上走ったネコのタイヤは息してません。

ビタビタ! からの!

cara選手が抜いたところと同じコーナーでオーバーテイク!

ペンギン選手、3番手に浮上!

#29 Pit “Box, nya!”
CAT “Rojer!”

あっとまたピットに逃げましたネコが。

先頭争いはEVO選手が粘っています。

こういうのが大事ですよねーホントこういうのでいいんだよ、こういうので。

16周目終わりでペンギン選手も2回目のピットイン!

…しかし、またしてもクリスタル選手が前に。タイヤの消耗を気にし過ぎたペンギン選手、まるでF1の某赤いチームのような「俺たち」っぷりです。これは酷い!

こうなったらコース上で何とかするしかありません!

タイヤが新しいうちは互角のペース。機を待つペンギン選手…

残り2周! クリスタル選手のペースがガクッと落ちました!

来たぞチャンスが!!

ファイナルラップ!

ビタビタに近付いてプレッシャーを掛けるペンギン選手! しかしここへきて全くミスをしないクリスタル選手! おかしい! cara選手相手のときはあんなに簡単にミスったのに!

これが格差社会か……(遠い目)

バックストレート!

あと残すは最終コーナーしかありません!!

インベタラインで守るクリスタル選手!

ワイドに突っ込んで立ち上がり重視のペンギン選手!

あー、届かん。

優勝はcara選手! 第4戦ニュルGPに続く完全なる舐めプで必要のないバトルをしてまでの圧倒的勝利! けっこう酷い! なかなか酷い! だいぶ酷い! 友達をなくさないように気を付けなさって! おそらくこれでシリーズチャンピオンが確定したのではないでしょうか!? 主催者発表を待つ!!

ペンギン選手はクリスタル選手にしてやられての4位フィニッシュ。ただもうちょっと、やりようによっては3位になれたんじゃないかと思う(ピー)なピット戦略でした。重ねて言いますが、普段散々バカにしているF1の某赤いチームのようにまさか自分がなってしまうなんて…

反省です。

次回は最終戦、鈴鹿!!

有終の美を目指してがんばりまーす!

俺たち化」への2件のフィードバック

  1. 偉大な管理者YTSKさん。
    まったく気まぐれなネコはどーしよもないっすね!

    caraさんが後ろの時、なぜミスをしたか謎・・・

  2. >くりすたるねこさん
    今だからわかるYTSKさんの偉大さ。
    ダメですねネコは!(笑)

    cara選手相手のときはアレじゃないですかね?
    F1のマクラーレンがレーポとは戦うけどメルセデスとは戦わないみたいな。

    速すぎる相手とは戦っても無駄!!(血涙)

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