マツダ100周年記念杯Rd.6、富士スピードウェイでございます。前回シリーズの最終戦をはじめFBCでは数々の名勝負が繰り広げられた場所ではありますが今回はさすがにドラマなし? 今シリーズここまで未勝利「眠れる獅子」のライオン選手が練習走行から圧倒的な速さを見せて、当日も余裕のポールポジション。kuni選手を挟んで3番手スタートのペンギン選手は前戦オートポリスの6位でウェイトハンデを降ろすも、実のところここ富士は「隠れ苦手コース」。
特に一発のタイムが絶望的に遅いので、燃費走行をしてもあまり変わらない。仕方ないのでノーストップ作戦で万が一ライオン選手がミスったら棚ボタを……
決勝は12周。
スタート直後、蹴り出しが悪かったkuni選手を抜いてペンギン選手は2番手浮上。さらに1コーナーでEVO選手がkuni選手のインを突いて3番手に。
ペンギン選手はがっつり燃費走行のため加速が鈍く… ライオン選手はあっという間にスリップ圏外に逃げていきます(※最新のアップデートでスリップの効果が調整されて、以前に比べて半分くらいの差に近付かないと効かなくなりました)。
その後も1周あたり約1秒離して行くライオン選手…
気付けば2~3位でTeam PleXusの2台がランデブー。
ペンギン選手にとっては「隠れ苦手コース」の富士も、EVO選手にとっては「隠れ得意コース」だったりして。オータムリンク大好きっ子だったくせにこんな広いコースが得意とは(笑)とにかく100kgのウェイトを感じさせない機敏さでセクター3ではペンギン選手と同等以上の速さを見せます。
しかしEVO選手は6周目終わりでピットイン。
ペンギン選手は完全な単独走行になりました。
うん……
平和だ。
“ah… Don’t forget hydration.”
“Ha, ha! Copy. You, too.”
“Ya, but my drink is already like hot tea…”
“Sorry. Let’s have a cold beer after the race.”
“It sounds great!! I can’t wait.”
無線も平和です。
と? 10周目終わりでライオン選手がピットイン!
ペンギン選手陣営が一瞬色めき立つも、ライオン選手は給油のみでタイヤ交換を行わない「スプラッシュ・アンド・ゴー」だった模様。すぐにピットアウトして…
トップで復帰(ちーん)
そのままトップチェッカーで今シリーズ初優勝! おめでとうございます!!
ただただ、速かったですねえ……
ペンギン選手は2位フィニッシュ。楽しいレースではありませんでしたが、ノーミスで実力を出し切ったという意味では満足のいく結果です。
次回はノーハンデでロングレース、真夏の鈴鹿!! コーナリングマシンのまゆゆ号は水を得た魚のようにスイスイ走れる… はず!?
せーのっ!
がんばりまゆゆ~!!