過 疎 !
ということでマツダ100周年記念杯Rd.3サルトサーキットはなんと5台での争いでした。kuni選手が数日後にeスポ国体四国大会を控えていたとか事情はあったにせよ、このロングコース&ロングレースで5台は寂しい。まぁ GT6のときも最後の方は台数が減ってましたし、そろそろGT7の足音が聞こえてきたのかなと前向きに捉えておきましょう。
さて、このサルトは決勝レースが9周となっておりますが、何も考えずにエンジンをブン回していると3~4周でガス欠してしまいます。燃費節約のため直線の後半でアクセルオフする、いわゆる「リフト・アンド・コースト」をして1ピットを目指すか? 漢の全開走行で2ピットするか? 判断が分かれるところです。
ペンギン選手は予選2番手から。作戦は燃費走行で1ピット!
ペンギン選手のスタートは普通でしたが3番手のEVO選手が好スタート、4番手のクリスタル選手がロケットスタートを決めて並びかけてきました。後ろについて「風よけ」してもらった方が燃費を稼げることもあり、ここは大人しく下がります。
先頭のライオン選手はかなり飛ばしています。これは2ピット作戦か? EVO選手はイイ感じの距離感で付いて行っています。ん? クリスタル選手、なんか遅くない?
“Ahhh… something strange. No good.”
“Nya, nyanyanya. Nya !”
…ちょっと何言ってるかわかりませんが調子が悪いようです。
ペンギン選手、ミュルサンヌの立ち上がりでクリスタル選手をパス。クリスタル選手、直線も伸びないしバランスも良くない? 練習走行ではEVO選手と同等の速さを見せていましたが…
そうこうしているうちにライオン選手、さらに逃げています。
ペンギン選手はEVO選手からジリジリ離されつつ、クリスタル選手も振り切れず。あれ? なんか一番貧乏くじ引いてません? クリスタル選手の風よけだけやるヒトになるのはシャクに障るので、大人げなくスリップ外ししまくります。
しかしそのせいでEVO選手からさらに離されます。後ろからはYTSK選手も追い付いてきました。これはいろいろ上手く行っていない!?
“So… you must focus on. EVO, 5 seconds ahead.”
“Copy, copy.”
いま、差、こんな感じ。ペンギン選手は一旦クリスタル選手を前に出すも状況は好転せず。これは早くも、優勝は諦めムードになってきましたなあ…
3周目終わりでライオン選手がピットイン! 2ストップ確定です。燃費王EVO選手は… 入りませんよねぇ やっぱり(笑)
4周目、相変わらずペースの上がらないクリスタル選手を交わしてペンギン選手が暫定2番手に浮上します。しかしこの時点で先頭を行くEVO選手とは6~7秒差。アカン。
直線の後半では100分台で差を詰めるペンギン選手。しかしコーナーからの立ち上がりでコンマ1~2秒離すEVO選手。同じように燃費走行しているはずなのに何だ? この加速は!?
“Box, box !!”
5周目終わりでEVO選手がピットイン!
当然、同じタイミングでペンギン選手、クリスタル選手もピットイン!
ってライオン選手、もうそんなところまで!?
からの、ピットアウト!
おおクリスタル選手はかなり給油量を絞りましたねぇ… これは奇策だ! 先頭のEVO選手、そしてペンギン選手のTPX勢は残り4周で全開走行できるようにたっぷり給油しました。
給油時間の差で再びクリスタル選手が前に…
しかし燃費カツカツ状態のクリスタル選手がリフト・アンド・コーストしている間、ペンギン選手はどんどん追い付いて行きます。
オーバーテイクも時間の問題か? と思ったらクリスタル選手が謎にブレーキングミスを誘発しまくることで有名な「魔のコーナー」ことアルナージュでお約束のオーバーラン!
もう何度目かわからない順位交代! ネコとペンギン、完全にじゃれ合っています!!
と、6周目終わりでライオン選手が2回目のピットイン!
ピット出口で… んー! ギリギリ前に出たペンギン選手!
カツカツクリスタル選手も前に出ました、が…
直線の入り口で抜かれていました……
“Miyaaaa…nnn……”
ああ、なんかピットもテンション下がってる感じですね。
さぁ もうあとはがんばれ! まゆゆ号!!
“Push hard ! Lion behind 2 seconds !!”
“Leave me alone !”
残り2周! ついにライオン選手がペンギン選手をロックオン! しかしここへきてまゆゆ号は直線後半の伸びが良い! なんとか耐えています!
ミュルサンヌを抜けて… インディアナポリスまでの緩~い右→右→でライオン選手が外から並びかける! ペンギン選手も意地の粘り!
ラストの超高速右でも並走!?
ちょっと当たった!
あーーーっとライオン選手弾かれた!!!
“What a xxxx is that !!!”
“OK, we are checking. Stay focus.”
“He turned in on me !!”
“Nothing wrong. There was nothing wrong with that, mate.”
……うん、まぁ 7:3か8:2くらいでペンギン選手が悪いかなと。
m(_ _)m
ペンギン選手、ちょっと(だいぶ?)疑惑の2位フィニッシュ!!
40分近くの長いレースなのにスタートが明暗を分けるって、レースは難しいですね。もっと台数がいれば違った展開もあったかもしれませんが… いやまぁ それを言ったらお終いよって感じではありますけどどうしてもね……
優勝はぶっっっっっっっっちぎりでEVO選手でした!! さすが燃費王!!
にしてもあの加速は一体…?
次回はフランス2連戦のサンクロワ! FBC初登場のオリジナルコースです。他の上位勢が100kgのウェイトハンデを背負うところでペンギン選手はノーハンデ! チャンスです!
せーのっ!
がんばりまゆゆ~!!
CARA
「Unfortunately we’re still not ready to race. (Unko steering control system) doesn’t work well. Our engineer will try to solve this problem as soon as possible. I will do my best and we race as one.」
Cheers!!!
>世界最高のケツさん
Welcome back to FBC !!
…and we are completely ready to beat you up 🙂
See you at the next event !!