PUSH HARD NOW!!

世の中一般のみなさんに比べ一足早く夏休みに入っているワタクシです。新型コロナが再び流行ってきている(らしい)ところでどうかなとは思いましたが一応、帰省しております。というわけでこの記事は実家で書いているわけですがスクショを持ってくるのを忘れたので↑の画像はYTSKさんのブログから拝借しました。いやたぶん、誰も気にしてないとは思いますが(笑)

さて、マツダ100周年記念杯もRd.4となりました。世界を転戦するFBCではありますが今シリーズはコロナ影響を鑑みてできるだけ移動が少ないように考慮されております。従いまして今回は前回のサルトと同じフランスのサン=クロワです。FBCでは珍しくオリジナルコースですが実在する地名で、ネットで検索すると「セント・クロア」と出てきたりしますね。大聖堂なんかもあり、美しい景観が人気の観光地だそうです。

参加台数は8台。kuni選手とtoy選手が復帰して、ワイルドカードのG選手も参戦。シリーズ上位4選手の中でペンギン選手のみウェイトハンデなしで他3選手はいずれも100kg。ここはなんとしても勝ちたいレースです!

予選はG選手が先に8秒台に入れるもペンギン選手が塗り替えて今シリーズ初のポールポジション獲得! 決勝は9周で1ストップ作戦がセオリー。

スタートから斜め発進。バリバリG選手を牽制するペンギン選手。

このコースを好きなヒトは少ないかもしれませんが、ペンギン選手的には得意の中高速コーナーが多いので割と好き。事前練習では「ちょっとタイムは遅いけどレースで有利そうな直線重視セット」と「タイムは出るけど直線が遅くてレースが難しくなるかもしれないコーナリング重視セット」のどちらにするか迷いました。結果、後者を選択。

やっぱコーナリングマシン最高だぜヒャッハー!!

2周目にはけっこうな差がつきました。

G選手、レースペースはそれほどでもない??

G選手の後方にはライオン選手、EVO選手の100kgコンビ。さらにその後方にはtoy選手、クリスタル選手、kuni選手がそれぞれバトル中。ペンギン選手としては、今ピットインしてその中に入ると厄介です。タイヤ的には全然余裕なので…

いつもなら4周目終わりで入るところ、ここは1周引っ張ります。

で、5周目終わりにピットイン。

で、ピットアウト。給油は余裕を持ってゴールまでジャストくらい(いつもは少なめ)。タイヤもバッチリ4本とも交換しました。

おや? G選手とライオン選手はまだ入らないんですねぇ

ここでペンギン選手の無線です。

“Can I control the pace? Other cars will box before long, maybe.”
“Negative. G might not stop, so you need to push as much as possible.”
“What!!?”

は? ノーピット??

6周目終わりでライオン選手がピットイン。G選手は… ああ、そうですかぁ……

俄然、面倒なことになりました。

あと3周でG選手に追い付いて抜かなければならないペンギン選手。

地面に吸い付くような高速コーナリング! こっちのセットにしておいてよかったーなんて思ってる場合じゃない! ファステストラップを連発して追い上げるペンギン選手。

頼むぜまゆゆ号! オマエの踏ん張りが頼りだ!!

ファイナルラップ!!

追い付きました! が! 追い付くのと追い抜くのはまた別問題! このコースは追い抜きのポイントがほとんどありません。

Q. どうするペンギン選手?

A. ちょっとくらいの接触はご愛敬

「ガンガンいこうぜ」です!!

ドが付くほどの草レースであるFBCですがしかし! トッププレイヤーならちょっと来てちょっと走れば簡単に勝てる、なんてことになったら切ない! 寂しい! 寂しすぎます! ここは雑草魂を見せなければならない場面です。

ダラッと曲がる右コーナー。こういうコーナーはペンギン選手とまゆゆ号が一番得意とするところです。G選手は9周目でさすがにタイヤが苦しいか!? アウト側のガードレールに擦って火花を散らしています!

バックストレート!!

最後にして最大のチャンスです!!

ペンギン選手、アウトに振っ……

いやインだ!!

「どけぇぇええい!!!」

完全横並びでヘアピンへ!!

抜きました!!

優 勝 !!

ペンギン選手、今シリーズ2勝目です! 2勝は最近なかったので嬉しいです! ゴール前でG選手はガス欠していましたので、ホントはあんなド派手(強引)に抜く必要はなかったんじゃないか説はありますけど良い画が撮れたのでそこは良しとしましょう(笑)

会心のレースでした!

次回から日本ラウンド3連戦! アタマはペンギン選手が希望したオートポリスですけど今回の優勝で100kgのウェイトハンデを背負うのでトップ争いには絡めそうもありません。ここはダメージリミテーションということで、確実に走り切って最大限のポイントを持ち帰りたいところです。

せーのっ!

がんばりまゆゆ~!!


<追記>

オートポリスで、あの選手が現役復帰!?

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