1 on 1

FBC GTcat 2020 Rd.8@レッドブル・リンク。昨年のF1でマックス・フェルスタッペンがホンダに第5期初優勝をプレゼントしてくれことも記憶に新しい、レッドブルレーシングのお膝元。僕も知らない大昔にはとんでもない超高速サーキットだったそうです。今はコンパクトでコーナー数も少ないながら大きな高低差と路面のアンジュレーション、当たりの激しい縁石が悩ましい難コース。

全10戦で争われる今シリーズは残り2戦がノーハンデなので、これがウェイトハンデありのレースとしては最後になります。予選2位のペンギン選手は前戦モンツァが5位だったのでノーハンデ。同じく6位でノーハンデ且つこのコースが得意なcara選手がポールポジション。軽いコーナリングマシン2台がフロントローとなりました。その他のクルマとは差が大きそう…?

決勝は15周。ピット戦略は7-8 or 8-7。

1コーナーを無難に抜けた後、2コーナーでcara選手がオーバーシュート。「次は勝つ」宣言を出すほどの気合が空回りしてますかね?

次のストレートエンドでインを突くペンギン選手!

ペンギン選手が先頭に立ちます!

3番手のEVO選手はモンツァのウィナー。100kgの重りを積んでいてはさすがにレースペースが鈍る模様。あっという間に、トップ2台からは大きな差がつきました。

とか言ってる間に抜き返されるペンギン選手。

まぁ 序盤ですしね??

一方その頃、3位グループで大クラッシュ発生。1コーナーのアウト側縁石に引っ掛けたtoy選手がイン巻き寸前からの「ハイサイド」でライオン選手に激突。当たりどころが悪かったライオン選手は芝生の奥のガードレールまで吹っ飛ばされて実質レース終了。さらに反動でクリスタル選手も巻き添えに…

これによりEVO選手は単独3位走行に。シリーズポイントを考えれば非常に、非常に、非常にオイシイ展開となってしまいました!!(ペンギン選手的には要らん展開)

ペンギン選手は抜き返された後も全く離されずにトップ争いをしていました。むしろスティントの後半ではJR東海・松井玲奈・レクサスRC Fのコーナリング性能がメルセデスAMG(謎の競合2社ロゴは、噂によるとトタルのオイルとペトロナスのガソリンを使っているとか…)の総合力を上回っているのでは?

これはレース後半、けっこう楽しめちゃったりするんじゃないですかあ!?

7周目、2台が同時ピットイン。

後ろにいたペンギン選手は1周ずらすことも一瞬アタマをよぎりましたけど、せっかく完全な一騎打ちのトップ争いになっているのだから、ここはもう全てをイコールコンディションにして戦ってみたい! という気持ちが上回りました(ニュルではペンギン選手がアンダーカットしたのでね)

ピットイン時点でのガソリン残量はcara選手、ペンギン選手ともほぼ同じでした。ただペンギン選手は例によって給油量を少なくする作戦で再び前に。

そのときちょうどステイアウトしたYTSK選手と1コーナーで鉢合わせしたので、申し訳ないですがここは壁になってもらってcara選手を引き離そうとしましたが…

タイヤが新しいcara選手、ブレーキングでズバッと。

チッ…(舌打ち)

それから1~2周は、落ち着いていました。

と思ったらイキナリ2コーナーで突っ込んでくるcara選手。虚を突かれたペンギン選手はインを閉める間もなく交わされ……

いやまだだ!!

今日のJR東海・松井玲奈・レクサスRC Fは速い!!

ペンギン選手、あきらめません。

最終コーナー手前でビタビタに接近!!

cara選手のリアが立ち上がりで微妙に滑ったのを、ペンギン選手は見逃しませんでした。

ホームストレートで並びかけ、からの?

いえーす!!

ペンギン選手が再びトップに。

しかし残り3周、cara選手が執念のライン取りで猛攻を仕掛けてきます。

またまたまたまたのサイドバイサイド!!

(なおここまで、非常にクリーンなバトルです)

(菜の花的なモノに松井玲奈さんの美しさが映えますね…)

残り2周。

ペンギン選手、もう一度仕掛ける!

ちょっとぶつかった!!

ここは前に出れず。

ファイナルラップ!!

勝負は2コーナー。それまでに差を出来る限り詰めないと… もうちょっと… この距離では遠いから1コーナーでギリギリに攻めないと……

あっ……

終戦。

優勝はcara選手! おめでとうございます! ペンギン選手とのガチ一騎打ちを制して今シリーズ2勝目です。悔しい! そのコースは苦手です! ロビーに行きませんか!?(←GTの定型文チャットです)ペンギン選手と比べると、低速コーナーの立ち上がりと縁石越えが良かったですね。まぁ そこはクルマというよりはヒトの差でしょうか(笑)

3位にはシリーズランキングトップ、100kgハンデを積んでいたEVO選手が入りました。クラッシュに巻き込まれなかった幸運は、予選3位に入った激走が生んだと言っても過言ではないでしょう。もし1台分でも後ろにいたら……

ペンギン選手は2位。今シリーズ3回目の2位。予選も2位が多い気がしますしなんかもう定位置になりつつありますけど… いや、良い結果ですけどね2位は? しかし今回は勝てる可能性、手応えが十分にある中で最後まで戦わずして敗れたわけで、それはすごく悔いが残りました。

FBC GTcat 2020も残り2戦となりました。どちらもノーハンデ! ここまでのランキングを確認しますとペンギン選手はトップのEVO選手から4点差の2位! 個々のレースではそこそこの順位になることはあっても、シリーズでここまで長くトップ争いできたのはものすごく久々なのでは? ありがとうJR東海・松井玲奈・レクサスRC F!!

次回はバサースト! まさかの「ダメージ強」設定! ワンミスでシリーズ終了の可能性すらある超絶ドM設定! 主催者のクリスタル選手は真のHENTAIです!!

1 on 1」への2件のフィードバック

  1. CARA「最後まで気の抜けないレースだったけど勝利できて良かったよ。ペンギン選手の方が後半ペースが良かったし、本当に厳しい戦いだったね。チームのモチベーションも上がってるし残り2戦とも勝つよ。」

    ??「予選で意図的にEVO選手にスリップストリームを与えたと言う噂が・・」

    CARA「それについてはノーコメントだ」

  2. ペンギン「いいレースだったね。マックスとチャールズとまでは言わないけれど、観客のみんなもそれなりに盛り上がってくれたんじゃないかな? 残り2~3周の時点では勝てるんじゃないかと思った…… そうだね、今日は僕の日じゃなかった。」

    ??「最近こういった競り合いで負けることが目立つので、トヨタ上層部が来季の契約を渋っているという噂があります」

    ペンギン「契約に関しては僕に言えることはない。たまたまそういう結果になっているだけで、自分としてはいつだって『ごきげん』なレースをできる自信しかないよ。」

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