オトコは黙ってFK型シビックってことでしてね。まぁ ↑の映像はゲーム内でフルチューンしたタイプRなので言わずもがなですが「非タイプR」どころかむしろ「ファミリーカー枠」に属する僕のシビックちゃんでさえ（細かいところが色々違うとはいえ）こんな感じの見た目ですので。やっぱホンダって良い意味でバカなんでしょうね（笑）さすがにやりすぎたと反省して、最新のFL型が一気に大人びた印象になったのは皆さんご存知の通り。
と、そんなホンダ好きのワタクシが歓喜したニュース。
日産との経営統合、破談！！
ぱちぱちぱち、ぱちぱち。
いや良かった。本当に良かった。上手いことやりましたねホンダが。さすがに時価総額に5倍の開きがあって「対等な関係」はねーよ、ということで子会社化を打診したところ、プライドだけ超一流の日産（の取締役連中）がまんまとブチギレてくれましたとさ。ありがてえ。とにもかくにも、あまりにもホンダ側にとってメリットがなさすぎた。「技術の日産」なんて自称してても、近年の特許出願件数を見るとトヨタやホンダより1ケタ少ない。そりゃ「e-POWER？ ウチのe:HEVが負けるとは思えない」なんて見下されますわ。
とはいえこの破談、日本全体にとって良いことかどうかはわかりませんけどね。今回の件によるマイナスイメージで日産はさらに厳しい状況に追い込まれること必至ですが、関連企業を含めたドミノ倒しによる「日産ショック」だけは避けようと救済されるのはほぼ間違いナシ（経産省は本来、それをホンダにやらせようとしたわけですが…）なので、誰かが貧乏クジを引かされるか、それとも外資に乗っ取られるか。個人的には、後者に関しては前述した通り、トヨタやホンダに比べて優れた技術を持っているわけでもないですので「別にいいや」って感じもします。同じような状況だったシャープが鴻海に買収されたときも、それほど世の中が変わったようには思いませんでしたし……
そういった課題は残りつつも、これでホンダに関して残る懸案事項は「完全EV化」宣言を撤回していないことだけとなりました。補助金の廃止などによる売り上げの低迷や製造および廃棄時のクソデカ環境負荷がバレたことで「環境ヤクザの天国」欧州でさえ、次々と撤回されているEV化。それを見てなお逆張りでEV路線に突っ走るのか？ 突っ走ってほしくないですねー。
ホンダも今でこそパワポエンジニアリングの官僚企業かもしれませんが、もともとは内燃機関がウリで熱き技術屋魂を持った自動車会社のはず。社内あるいはパートナー企業のどこかにはいるはずだと思うんですけどねー古き良きホンダの残党が。だからこそ、完全EV化宣言されているにも関わらず新型エンジンやらハイブリッドシステムやらの開発をずっと続けているのでは？ そういうヒトたちがねー、上に立ってくれると嬉しいんですけどねー。そりゃ株主はクルマとかエンジンとか1ミリも興味ないアホばっかりでしょうから難しいのは想像に難くないですけど。まぁ 日産には遠く及ばないにせよね、そういう社内政治的なアレはね？
JTC = Japanese Traditional Company
そう呼ばれるのも、日本の企業でいられるウチってかー。