ドラマティック

もう12月。1年は早いですね。

先週は仕事で頼まれて久々にパワポ職人、プレゼン職人をしました。「世の中平均レベルに」洗練されたスライドと聴き手の痒いところに手の届く論理展開により、目下我が部署が抱えている炎上案件のうちの1件を概ね収めることができました。上司からは礼を言われましたが… アナタでは出来ないから僕がやってあげただけですよと。ホンッとあのヒト……

と、そんなことも、ありつつ。

先週ジャパンカップを勝ったイクイノックスが大方の予想通り、引退。有馬記念に出る意味は「ファンサービス」くらいしかなかったので納得ですね。いや、ちょっと前ならJRAが裏で手を引いて~なんてこともあり得なくはなかったと思いますし、ファンも「なんで出ないんだ」となりそうなところでしたが、近年急速に新陳代謝が進んだ今の競馬ファンはやはり違いますね。ざっとSNSを見た感じではほとんどのヒトがこの判断を好意的に捉えているようです。

まぁ オジサン的にはね? 納得と言いつつもやっぱり、年間4走しかしないっていうのはちょっとアレだなぁ~とか思っちゃうんですけどね。なんだかんだ競走馬はレースで走ってナンボってところは否定できないと思います。結果からすると実際、ダービーまではその戦略が上手く行っていなかったということですし(一番大きな要因は枠=皐月賞もダービーも大外18番、でしょうけど)。一方で岡部元騎手の「馬優先主義」や福永調教師の「馬はこの世界を選んで来たわけじゃない」という考えも至極ごもっとも。正解はひとつじゃない。

ちなみに出走数が少ない名馬の中で「最も美しい戦績」はやっぱりラムタラだと思うオジサン。それこそ今の若い競馬ファンには一度、ラムタラのWikipediaを読んでほしい。そこらの小説よりスゴイことになっていますので。

何回言ったかわからないくらいですけど、事実は小説より奇なり。ウマもヒトも。僕のサラリーマン生活も相変わらず、必要以上にドラマ性を含んでおります。

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