1000万ドルの逃走劇

パンサラッサが逃げ切り海外芝ダ両G1制覇達成!世界最高賞金1000万ドルを獲得

というわけで、一部ネット住民から「令和のツインターボ」「遠足ガチ勢」と呼ばれるパンサラッサが世界最高賞金レースのサウジカップで逃げ切り、優勝しました! 素晴らしい!!

1着賞金なんと1000万ドル。100万ドルじゃないですからね。ちょっともうワケがわからないレベルですけども。ドバイワールドカップが出来た当初の総賞金(1着じゃなくて)が400万ドルだったということで、オジサンとしては時代の流れを感じざるを得ません…

ちなみにオジサンついでに言うと、ツインターボは前半ブッ飛ばしますけどダメなときは全然粘りなく馬群に沈んでいくタイプだったのでパンサラッサとは全然違うかと… あと「遠足ガチ勢」の初代はステイゴールドだと思いますけど、初代と違ってパンサラッサの場合は国内でも普通に勝っているのでこれまた微妙… まぁ 今回の勝利で「パンサラッサはパンサラッサ」となったと思うので、別にもうどうでもいいっちゃどうでもいいんですが(苦笑)

にしても1000万ドル… 歴史の浅いレースに「格」を持たせるために賞金額を吊り上げるという手法は、古くはアメリカのブリーダーズカップ(BC)がやったことですが、ちょっともう限界に来ている感じがなきにしもあらず。例えば本家のアメリカにはBCを超える賞金のレースとしてペガサスワールドカップがありますが、BCクラシックより格上のレースとみなされているかといったらそんなことはなく。ドバイワールドカップも年によってかなりレベルにバラツキがある感じで、地元の運動会になったり北米ランキング5~10位くらい(個人の印象です)の馬が勝ったり。

結局のところ「歴史」に勝る重みはないということでしょうか。

まぁ だからこそ日本馬にとってはチャンスが大きいということですが。なんだかんだ一番難しいのは欧州ってことで… 海外挑戦するにあたって、名誉をとって欧州に行くか、実益をとって中東に行くか、その間をとって北米に行くか。そりゃ馬主さんとしては、ねぇ?

と、ハナシはだいぶ逸れましたが改めましてパンサラッサの関係者のみなさん、本当におめでとうございます! こうなりゃ返す刀でドバイも勝っちゃいな!!

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