打つ手なし

FBC GTcat 2020 2ndシーズン、ここが終われば折り返しとなる第4戦はニュルブルクリンクGPコース。シリーズ中、2回あるロングレースのうちの1つで全車ノーハンデ。なお今回は「BoP委員長」兼「トラックリミット番長」兼「シリーズプロデューサー」であるクリスタル選手の意向により2ストップ義務ということで耐久色はあまりなく、スプリントレースを3回連続でやるような感じになります。とはいえ燃費とタイヤの管理は当然の如く重要ですが…

予選はここまでのシリーズを支配し、しかもこのコースを全世界のGTプレイヤーの中で誰よりも得意としているんじゃないか疑惑のあるcara選手が圧倒的なスピードでポールポジション獲得。フロントローの隣には「速い方のジャガー」が並びました。セカンドローにはEVO選手、ペンギン選手のTeam PleXus勢。

決勝は17周。2ストップということで、できるだけ燃料が少なくてクルマが軽い状態(=速く走れる)を保つピット戦略がセオリーです。

好スタートを切ったペンギン選手、1コーナーで前方のライオン選手のインに飛び込むか? しかし今回は「BoP委員(略)の意向でメカニカルダメージが「強」に設定されています。1周目で事故るなんてバカらしい展開は絶対に避けなければ…

ここは自重しました。

先頭のcara選手は早くも後続との差を広げ始めています。

そのまま何事もなく4周経過。スタートダッシュは凄まじかったcara選手も3周目以降は抑え気味の走りになった模様? 4周目のタイムはペンギン選手もそれほど悪くない…

ということでここは、事前に考えていた「5-5-7」のスティント分けで行こうと決めました! 1回目のピットで5周走れるギリギリだけ給油。そこからハイペースで飛ばしてあわよくば2番手以降とのギャップを作って2回目のピット、からの、最後の7周は粘り切る作戦です。

#1 Pit “OK, we are still plan A. Push hard now.”
PEN “Copy.”

ペンギン選手、5周目終わりで1回目のピットイン!

給油量をギリギリまで絞って「46」でピットアウト! 縁起の良い数字だ!!

#1 Pit “No-Gi, Zaka!”
PEN “Four-ty-Six!!”
#1 Pit “Yes!!”

次の周、上位3台がピットイン。

って、あら? トップにいたcara選手の給油時間が妙に長いですね……

「80」!?

あーつまりこれは給油時間が長くなって同時ピットの2台に抜かれても、2回目のピットでの給油時間を短くできるのでそこで前に出れますよ、という作戦ですね? 当然この2ndスティントではクルマが重くなって自身のペースが落ちるものの、それでも前のクルマに付いて行くのは簡単ですよというヨユーぶっこき系のアレですね?

一方でペンギン選手、予定通りここで先頭に立ちました!

7周目、おそらく今シリーズ初のラップリード!

わー! ぱちぱちぱち!

10周目、この周で2回目のピットインを行うペンギン選手。ですが2番手以降のライオン選手以下の方がタイヤが新しくペースも良い… というわけで追い付かれてしまいました。

おかしい、こんなはずでは…

ヘアピンの立ち上がりでピッタリ後ろに付くライオン選手! しかし! この先の全開区間は並べるだけの距離はありません! なのでペンギン選手的にはここでは来ないと予想!

と思ったら来たあああ!!

…からの、ライオン選手が止まり切れず接触!!

白石麻衣号、弾き出される!!

これでペンギン選手は4番手に後退… オワタァ!!

PEN “Ahhhhh!!!! What a f***in’ LION!! I gave him super, super large room!!!”
#1 Pit “Understood. Box this lap, please.”

もう燃料もないので、フツーにピットイン。

次の周、cara選手がピットイン。「42」ってことは7~11周目の5周を「38」の消耗で走り切ったってことですか? ホントにヨユーでしたね! 凄い! さすが! 日本一!

ほんの一瞬だけの給油でピットアウト。はえー。

これだけの差がつきました。

※右端の「点」みたいなヤツがペンギン選手の白石麻衣号です。

次の周、ライオン選手とEVO選手がピットイン、からのピットアウト。cara選手は遥か前方。終わりだこのレース! なおペンギン(略)

そこからは前後ともクルマがいなくて「ただ走るだけ」状態だったペンギン選手(なんか今シリーズはこういう展開が多いですね?)でしたが、ファイナルラップの1コーナーでクラッシュしたライオン選手をパスして3番手に浮上。

優勝はぶっっっちぎりでcara選手!!

最後の3周はドカンとペースを落として安全運転していました。ほえー。

これで今シリーズ4戦3勝! 4戦終了時点でシリーズ2位のEVO選手に1勝分近い大差をつけています! 過去のFBCでこれほどまで支配的な強さを発揮したドライバーがいたでしょうか? いやいません! どうなっているんでしょう!?

ペンギン選手は3位フィニッシュ!

ですが正直、何もできなかった感がスゴイですね。どうすればバイパーに追い付けるのか、全く糸口が見えない状況です。

次回は富士! 第3戦の結果によるウェイトハンデなのでペンギン選手はゼロです! しかし最近このコースで良い結果が出た試しがない! 勝てたレースで謎の絡まれ方をして下位に沈んだりファイナルラップで当てられて1000分の数秒差で負けたり…

ま、でも。がんばりましょー。

打つ手なし」への2件のフィードバック

  1. CARA「We had a great weekend. Especially car’s condition was really good. Even if we chose other strategy we would won the race. Anyway I will do my best in Fuji. Thanks.」

  2. >無冠の帝王さん
    TPX team principal “Someone says ‘caracoat has magic throttle.’ I think so, too, haha! In fact his Viper accelerates like a rocket, and turns in like a viper. To be honest, we have no rulebook in this situation. But we never give up. All we have is push hard in next Fuji race.”

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